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LINEコラムを購読してくださったみなさんに特典ということで、今回はこんなラブレター(?)を用意してみました!

「わたしが発信する上で大切にしている2つの柱」​についての話です。

きっとこれから本格的に情報発信を始める人も、やり始めたけど手が止まったり停滞している人も、何かしらのヒントを持ち帰ってもらえたら嬉しいです^^

 

 

わたしは、2016年の春に、貧乏OLからブログとライター業で独立しました。

当時は貯金30万、収益も4万円しかないというギリッギリの状態独立し、もやし生活を経て(笑)少しずつブログやSNSが見られるようになり、1年後には著書を出版したり、会社員時代の給料をはるかに上回る収益を出すことができました

 

おかげさまで現在では、

ブログは常に月間30万回ほど読まれ、SNSの総フォロワーも8万人を超え、出版もさせていただき、講演やセミナーで登壇させていただいたりと、いろんな場面で活動させてもらっています。

 

・・・こうやって(恐れ多くも)実績を書かせてもらうと、「すごいね」と言っていただくことが多いのですが、その裏側では常に不安や恐怖との戦いでした。

一念発起して理想の生活を手に入れたはずなのに、心は常に数字やお金に支配され、全く自由じゃなかったのです。

 

 

その原因は、「自分が情報発信する上でもっとも大切にすべきこと」を見失っていたからでした。

なぜわたしがブログやSNSで発信し続けるのか、その目的を忘れたまま、目先の数字ばかりを追いかけ、気づけば

 

「なんのために発信してるんだろう?」

「お金のためだけに会社で働くのが嫌で辞めたはずなのに、私はまたお金のためにブログ書いてるんじゃないか?」

 

・・と、葛藤の毎日を過ごして身動きが取れなくなりました。

 

そこから半年かけて、信頼する人からアドバイスをもらったり、内面と向き合ったりして、ようやく「わたしが情報発信において大切にしている軸」を取り戻すことができました。

 

 

こんな経験から、わたしはみなさんに「一時的ではない、ホンモノの発信力」を身につけてほしいと思っています。

確かに巷に無料で出回っている小手先のノウハウだけでも、それなりに実践していけば、ある程度成果は出ると思います。

だけど、それが長く続くかどうかは別問題です。

 

昔のわたしを含め多くの人は「ブログで稼ぎたい」「Youtubeで早く有名になりたい」といった気持ちが先走るあまり、目先の利益“だけ”を求めてしまいがちです。

(もちろん目の前の利益も大事なので、しっかりそこも見る必要はあります。が、そこだけに囚われすぎるのは危険だよということです^^)

 

もちろん早く成果が出るに越したことはないのですが、そこだけに囚われていては、一時的に注目されるだけで終わってしまいます。実際にそういう人もたくさん見てきました。

 

わたし自身もついこの前までは目先の数字“だけ”を追い求める一人でしたが、「これをずっと続けていては、この先やっていけなくなるしメンタルが保たない」とハッキリ悟ったのです。

そこから、わたしが本当に大事にすべきことはなんなのか?長期的に発信力を磨いていくために必要なものは何か?を考え抜いて見えたのが、「2つの柱」なのです。

 

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あんちゃが情報発信力を磨く上でもっとも大事にしている2つの柱

1:「どんな自分が・どういう想いを持って・誰のために」発信しているか

 

普段から

  • 「個人で発信力をつけたい」
  • 「情報発信を仕事にしたい・つなげたい」
  • 「応援される個人になりたい」

という相談を多くもらいます。

 

発信力をつけて、長期的に応援される個人になるには何が大事か。

どんなにノウハウを実践しても結果がでない人と、ノウハウや知識が少なくてもどんどん応援される人の違いはなんなのか?

それはズバリ、「どういう想い・マインドで情報発信しているか?」です。

 

ここでちょっと簡単なストーリーを紹介します。

 

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あるところに25歳のAさんという人がいました。

Aさんは会社で事務職をしていますが、やりがいはなくただ生活のために仕方なく働いていました。

「もっとお金が稼げる仕事ないかな〜。なんか副業探してみようかな」

そう思ってネットサーフィンしていたところ、ブログで稼ぐという情報を目にします。

 

「ブログを書くだけでお金が稼げるんだ!やってみよう!」

意気込んでブログを開設しましたが、何を書くか思いつきません。

 

「とりあえずアクセスが集まりそうなこと書いとけばいっか!」

と思い、「ブラック企業から抜け出す方法」について書きました。

 

アクセスが集まってお金になればなんでもいい。記事の内容は適当でも多少の嘘があっても、読まれるってことは需要があるんだから良いだろう。

そうしてお金になりそうな話題をどんどんブログに書いていきました。

 

 

一方、同じく25歳のBさんという人がいました。

Bさんは以前ブラック企業に勤めていて、毎日過酷な労働環境のために身体を壊してしまった経験があります。

そこからなんとか回復し、別の会社で働くようになりましたが、

「昔のぼくのようにブラック企業で疲弊している同年代はきっとたくさんいる。なんとか抜け出すための手助けをしたい!」

とずっと思っていました。

 

その想いを伝えるための手段を探していたところ、たまたまブログというツールを発見します。

「ブログなら不特定多数の人に届いて、いままさにブラック企業で大変な思いをしている人にも届くかも…!」

そう思ってさっそくブログを書き始めました。

 

自分が身体を壊した経緯、ブラック企業から抜け出すまでの過程、いままさに大変な思いをしている同年代へのメッセージ… 言葉は拙いながらも、必死で想いをこめて「ブラック企業から抜け出す方法」について書きました。

 

「もっと同年代が楽しく働ける世の中にするために貢献しよう」

そう思いながら、ブログを淡々と書き続けていきました。

 

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さて、みなさんはAさんとBさん、同じ「ブラック企業から抜け出す方法」についての記事を書いていますが、どちらの発信が多くの人の心に響くと思いますか?もしくはどちらを応援したいと思いますか?

多くの人はBさんを応援したいと感じるのではないかと思います。(もちろんAさんを応援する人もいるかもしれませんが)

 

それはなぜか。 「​Bさんは伝えることに信念をもっていて、いままさに苦しんでいる同年代の人たちのために発信している​」ということがわかるからです。

 

 

要するに、「ブラック企業を経験したBさんが・苦しい労働環境を減らしたいという思いで・同じ境遇にいる同年代のために」​発信しているのです。

対してAさんの場合は 「とりあえずお金がほしい自分が・お金を得るという思いで・自分のために」​発信しています。

 

Bさんは誰かの役に立ちたいという思いで発信しているのに対し、Aさんは自分が利益を得るためだけに動いていますよね。

自分の利益のためだけに動いている人を、まわりの人は応援したいと思うでしょうか​?

 

これは極端な例ですが、多くの人は無意識にもAさんのような立場で発信しているように思います。

 

たしかにAさんのやり方でも、一時的には成果は出るしお金も稼げると思います。 だけど長期的に周りの人から応援されるか?読まれる発信が続けられるか?と言われたらわからない。

 

「どんな思いでやっているか」は言葉の節々に表れるからです。

自分が利益を得るため“だけ”に書いている文章は、どこか読者にモノを”どうにか買わせよう”という強引さが出たり、むやみに煽りたてるようなニュアンスがにじみ出たりするのです。

 

読者もバカではないので、「この人、自分のことしか考えてないな…」と微細な言葉の伝え方にだんだん気づくようになります。

 

逆にBさんは、お金を稼ぐという気持ちがあまりなくとも、まわりに人が集まってきて結果的に収益にもつながると思います。

なぜなら「お金」とは、自分以外の他者に何かを提供して喜んでもらったり、役に立った・貢献した結果として返ってくるものだからです。

 

お金を稼いだり影響力を伸ばすことが悪いのではなく、どんな思いで稼いでいるかが大事なんですよね。(ちゃんと数字という結果を残すことも大事ですから!)

 

だから発信力をつけて応援される個人になる・お金を稼げるようになるためには 「どういう自分が・どんな思い(熱意)で・誰のために」​発信するのか、という軸が明確になっていることが重要なのです。

 

 

ただ・・・

矛盾するようですが、発信を始めたばかりの頃は「とりあえずお金稼ぎたい」「有名になりたい」という理由でスタートするのもありだと思います。

 

最初から「自分の発信が誰の役に立てるのか」がわかっている人のほうが少ないからです。

(実際わたしがブログ始めた理由も「暇だったから」なのでw)

 

 

もしくは自分が成し遂げたいことを純粋にやり続けていたら、意識してなかったけどいつの間にか誰かの役に立っていた、なんてこともあります。

(わたしの場合も、自分が書きたいことをただブログに書いてたら、気づかないうちに友人が独立するための後押しをしていた、なんてこともありました)

 

 

大事なのは、発信を続けていくなかで「自分がどういう人の役に立てているのか?自分が伝えられることはなんなのか?」を走りながら探っていくことです。

 

手を動かしながらでいいので、「こういう人の役に立てるかも」と仮説を立てながら発信し続けると、言葉に芯が通ってブレない軸になり、結果として受け手の心が動く情報発信になるのです。

 

 

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2:ノウハウではなく、自分の「生き様・世界観」で人とつながる

 

最近は

  • 「月収〇〇万円稼ぎました!そのノウハウ教えます」
  • 「SNSで〇〇フォロワー増えました!フォロワー増やすテクニック教えます」

みたいな話がかなり増えてきたと思います。

もちろん実績を出すのは信用を得るという意味でも大事です。

 

…が、​こういったテクニックやノウハウの話“だけ”に偏ってしまうと、その実績だけを見て人が集まってくる​ようになります。

要するに、多くの人は「お金稼ぎたい」「フォロワーほしい」という目先の数字が欲しくて、 あなたの元に集まってくる。

 

すると、​あなたに魅力を感じて集まったのではなく、あなたの”数字”に集まってしまうのです。

(だから稼ぎ方やフォロワーの増やし方を知ったらすぐにあなたから離れていく)

 

 

一時的にはたくさんの人が集まって、うまくいっているように見えるかもしれません。

だけど、​こういう「損得でつながる人たち」と長期的な関係を築くことができるでしょうか?

 

得になりそうだからあの人とつるむ。損をしそうだからあの人から離れる。

そういう関係は、わたしは少し悲しいなと思います。

(実際にわたしもそういう時期を経て、実感しました)

 

 

せっかく自分と関わってくれた人は、​損得という利害関係を超えて、価値観を共有しあう長期的な関係を築きたい。

だからわたしは、ノウハウやテクニックで人を集めるのではなく、​自分の生き様や考え方で 人とつながりたいと思いました。

 

じゃあ自分の生き様や考え方で人とつながるにはどうすべきか。

 

北海道の函館という場所で、地元から愛されるハンバーガー屋さん「ラッキーピエロ」を経営している王一郎さんがこんな言葉を残しています。

どんなに面白おかしい売り方をしても、そもそもハンバーガーが美味しくなければ店として長続きしない

 

これはまさに発信活動でも同じだなと思ってて。

どんなにうまい言葉を使ったり巧みなテクニックを使っても、売るもの(=自分自身もしくは自社商品)にそもそも魅力がなければ意味がない​ということです。

 

わたしはよく​「つまらない人生を送ってる人の発信はつまらない」​と言ってるんですが、その人自身が豊かな考えや体験をしていなければ、それ以上に面白いコンテンツは生み出せないんですよね。

だからわたしは発信することにおいて、意識している優先順位があります。

 

  1. 自分の人生そのものが刺激的で豊かであること
  2. 信念や情熱を持つこと
  3. 読み手への伝わりやすさ、わかりやすさの追求
  4. 細かな伝え方のテクニックやノウハウ

 

みんなしばしば1位や2位をすっとばして4位を求めようとしちゃうんですが、​一番大事なのは自分の人生をまず面白くすることです。

 

日常を丁寧に体験してますか?

日々、覚悟ある決断をし、人とまっすぐなコミュニケーションができていますか?

たくさんインプットしてアウトプットしていますか?

考え抜いてますか?

行動し続けていますか?

 

自分の人生以上に、面白いコンテンツは作れません。

だからわたしはまず自分の生き様に腹を括り、面白く、価値のあるものにすることを最優先しています。

 

そしてその次に、​あなたが発信を通して何を伝えたいのか、という根幹の信念・情熱の部分。

自分の内側から溢れてくる思いにどれだけ気付けるか・向き合えているかってところですね。(これはほんと常に意識しないと、続けるほど忘れていきます…)

 

こうした部分がはっきりしていなければ、どんなうまい言葉を使っても薄っぺらくなります。

「それっぽいこと言ってるけど、なんかこの人の言葉薄っぺらいな…」って人たくさんいると思いますが、圧倒的に1位と2位が欠けている証拠です。

 

言葉ってのは、それだけ人間性が丸見えになってしまうツール​なのです。

この1位と2位の部分が充実して、はじめて発信の伝え方や細かいテクニックの効果が発揮されるんです。

 

もちろんテクニックやノウハウを学ぶのも大事です。

だけど、自転車はどちらか片方がパンクしたら前に進まなくなるように、自分の人生や価値観を磨かずに発信のテクニックだけ磨いても前進しないんです。

どんなに巧みな表現をしても、日々の体験や学びをおろそかにするほどペラペラなコンテンツになってしまうから。

 

 

この優先順位は、ぜひみなさんにも意識してほしいなと思います。

小手先の表面的な発信力ではなく、自分の生き様やブレない価値観を持って、損得ではない人のつながりを作って「本当の発信力」を身につけてほしい​。

 

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私たちは「人の心を動かし、行動の一歩を後押しする仕事」をしている

 

私が伝えたいのは、​発信とはただ書いたり喋ったりすることだけが全てではないということ。

「書く」「喋る」という手段を通じて、​その先にいる人たちの心を動かして行動の後押しをするための仕事をしているのです。

 

わたしたちが発信する先には必ず人がいて、その人たちに届いたときに、はじめてそれが「発信力」となって身についていく。

ただ書いたり喋ったりするだけで​誰にも届かなかったらそれは「力」ではないんです。

 

だからわたしは上記の2つの柱を強く意識して発信しています。 より深く、より遠く、誰かの心に自分の言葉を届けるために。

 

「発信」とは”​信ずることを発する”​と書きますよね。

自分が信ずることってなんですか?

誰に向けてそれを発しますか?

それが明確になった時、心の底から「発信」することができるはずです。

 

わたしは「発信力」とは「自分の人生に覚悟を決めること」だと思います。

そうやって発信する力を磨きながら、自分の人生に覚悟を持てる人を増やしていくのがわたしの生涯の目標です。

 

そのために、ノウハウだけではない、生き様から変えるようなコンテンツを作っていきます。

 

 

長くなりましたがここまで読んでくださりありがとうございました!! (想いがつまりすぎて、これを書くのに丸一日かかってしまいました…)

 

 

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お返事はなかなかできないのですが、いただいたメッセージは全部目を通しています┗(^o^ )┓三

 

 

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