会社員を辞めてフリーランスになってから早2年が経ちましたが、これまでワクワクする仕事もあれば嫌な仕事も受けてきました。
自分が心から楽しめる働き方を追求するために独立したのに、その先でもやりたくない仕事を受けるのは昔の働き方と何も変わらないじゃん!と思って、これまでやりたくない仕事は極力避ける努力をしました。
フリーランスになりたての人などは特に生計を立てるために嫌な仕事も引き受けなきゃいけない…と思ってる人も多いかもしれません。
そのループから抜けだすために必要なのは、「嫌な仕事を引き受けなくていいくらい自分で仕事を生み出す力をつける」ことです。
やりたくない仕事を切って自分を追い込む
わたしはフリーランスになったばかりのときはまだ全然生活に余裕がなく金欠だったので、外部から仕事をいただいてライター活動したり編集業務をしていました。
もちろん今となっては貴重な経験をさせてもらえたので感謝しているのですが、どうしても足元を見られていたというか、買い叩かれていたような感覚がありずっと違和感が残っていました。
(もちろん駆け出しだったので仕方ない部分もありますが…)
「わたしは本当にこういうことをやりたくて会社を辞めてまで独立したのか?」
「このまま続けていて大丈夫なのか?自分や、今後のライター業界にとって悪影響はないのだろうか?」
となんども悩みました。
そこでひとつ答えを出したのが「違和感が残るくらいの仕事ならやめる。その仕事がなくても生きていけるように別の仕事を作る」でした。
人に自分のペースを支配されたくなくて独立したのだから、自分のメディアだけで早く生計が立つようにしたい。
だったら受注している仕事はもうやめて、自分のメディアと発信力を高めることに集中したほうがいい。
そうやって自分を追い込んで、違和感を感じる仕事は受けないという決断をしました。
決断できれば「じゃあ最適な手段は何か?」と次の思考に進める
この決断をするのは怖かったのですが、いざ覚悟を決めると次は「じゃあ具体的に自分の発信力とメディアだけで食っていくためにこれからできることはなにか?」という思考に進むことができます。
私の場合は
- 自分のメディアでスポンサー広告を募集してみる
- 個人向けにブログコンサルを実施する
- トークイベントやワークショップを定期企画・開催する
など次々とアイデアが浮かんできたので、とにかく実践してみました。
わたしの人間性として切羽詰まると本気が出る(学校のテスト勉強とかも3日前とかにならないと本気でできなかったw)というのは自分でわかってたので、あえて後ろ盾をなくして自分を追い込んだことで新しい仕事を生み出すことができたのです。
思えば会社を辞める時も、まだブログで生計が立つレベルではなかったけど後ろ盾をなくしたことで驚異的な力が発揮できたなと。w
そうして、受けたくない仕事は受けなくていいように、自分で仕事を作る工夫をしてきました。
覚悟を決めたら、やりたい仕事だけで食えるようになった。
フリーランスになってからずっと受けたくない仕事は受けなくていいように、自分で仕事を作る工夫をしてきた。やりたくない仕事をやってお金を稼ぐのは、嫌々会社員やってたときと何も変わらないから。そうして自分を追い込んだら、今やりたい仕事だけで食えるようになった。
— ブロガーあんちゃ@著書発売中 (@annin_book) May 9, 2018
そうやってずっとやりたくない仕事から逃げてきたわけですが、結果として今は自分が心からやりたいと思える仕事だけで生計が立つようになりました。
この2年間ずっと、「受けたくない仕事は受けない」という信念を貫いてこれたからだと思います。
たとえ報酬が良くても、待遇が良くても自分が心から誇りを持って取り組めない仕事は絶対に受けない。
仕事の満足度や働き方の充実度は金額の大小だけではないことに気づけたからです。
金銭に惑わされて、自分の心を犠牲にして生きるほうがしんどいことを知ったから、わたしは常に本心にしたがって仕事をしようと思います。
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