今日はわたしの人生に一番影響を与えた植松努さんの紹介をします。
わたしは先日、2年勤めた会社を退職して独立したのですが(→25歳女、新卒で入社した会社を2年で退職しました。)、その決断をするとき何度も植松さんの言葉に助けられました。
植松努さんとは?
植松さんは「植松電機」という北海道の小さな工場を営んでいる方です。
ですが、植松さんはもうひとつの顔があるんです。
それは小さい頃からの夢であった宇宙開発事業に携わり、世界で3つしかない無重力実験施設をつくってロケットの飛行実験をしていること。
”夢”を叶えた植松さんが「”どうせ無理”という言葉につぶされず夢を実現させる人を増やしたい」という思いでたくさん活動されていて、わたしは号泣するほど感動したんです。
世界を感動させた植松努さんのTEDスピーチ
動画をみたきっかけは、たまたまFacebookのタイムラインに流れてきたから。
わたしはちょうどその頃、会社と家を往復する毎日で、「何か始めたいけど自分には何もない。そしてできる自信もない。でもこのまま毎日が過ぎるのはイヤだなぁ」と葛藤している最中でした。
だから植松さんの「”どうせ無理”をなくす」という言葉に惹かれたのかもしれません。
スピーチの中では、「思うは招く」をテーマに夢を持ち続ける大切さと周囲の否定的な意見に負けない強さ、夢を叶える挑戦ができる世の中にしたいという植松さんの情熱が込められていました。
動画は20分ほどありますが、絶対に見てください・・・!
今後の人生に迷っている人・現状に悩む人にとっては、”20分”という時間以上の価値があるはずです。
わたしたちは”できること”から夢を探すようになった
小さい頃から「夢」を描けないわたしたち
植松さんは小さいころから「飛行機やロケットの仕事がしたい」と思うようになり、そのことについて熱心に勉強していたそうです。
しかし、学校の先生からは「そんな役に立たないことはやめなさい」と言われた。
学校の成績が悪かった植松さんのことを責めたんです。「飛行機やロケットに関わる仕事は本当に頭のいい人しかできない。だから君には無理だ」と。
植松さんは「じゃあ、夢って何なんだろう?」「できそうなことしか”夢”にしちゃいけないのか?」と疑問をもちました。
失敗を恐れ、できることしかやらなくなってしまう
まわりの人から「そんなの無理だよ」「それよりもちゃんと学校の勉強しなよ」と言われて育ってきたわたしたちは、知らないうちに夢を持つことをやめ、自分が現実的にできることしかやらなくなってしまいました。
夢を追いかけることが「みっともない」「中二病だ」と言われる世の中。
自分の中でもいつの間にか「自分にはどうせ無理だ」と思ってしまいます。
植松さんは「”どうせ無理”という言葉は、人間の自信と可能性を奪う最悪の言葉だ」といいます。
やったことがないことをやってみる精神
自信を奪うのは「やったことがない人たち」
もしあなたが「将来宇宙飛行士になりたい」とまわりの人に言ったとき、まわりの人たちは「そんなの無理だ」「できるわけない」と言うかもしれません。
でも、その人たちは宇宙飛行士になったことがない人たちです。
なったこともない人たちがなぜ「無理だ」と言えるのでしょうか?
そこになんの根拠があるのでしょうか。毛利衛さんだったら「無理だ」と言うのでしょうか。
わたしは「やったことがない人」たちの意見に耳を傾ける必要はないと思います。
そうやって人の自信を奪ってしまうのは、既に自信を失くしてしまった人たちなのかもしれません。
いまできないことを追いかけるのが”夢”だ
マジメで誠実な人ほど、「失敗はダメだ。絶対に成功しないと」と思っています。そうすると、リスクのある挑戦ができなくなります。失敗できないから。
でもわたしは、失敗はマイナスじゃないと思います。失敗は今後の人生をより良く送るための過程にすぎないんです。
だからウマくいかなくて逃げるのもアリです。自分を責める必要はない。
最初からなんでもできる人なんていません。
わたしたちが今やっている仕事だって、最初から完璧にできた人はいないはずです。
植松さんは「できないことをできるように追いかけるのが”夢”なんじゃないか」と話していました。その通りだと思います。
何でもまずは「やってみよう」と思うこと。「できるかできないか」ではなく「やるかやらないか」です。
できない理由を考える暇があるなら、「どうすればできるのか」を考えよう。
植松努さんの本は、私のお守り的な存在。
何度もわたしのブログでも紹介してますが、本当に良い本です。(笑)
わたしはまわりから否定的な意見を言われるたびに植松さんの動画と本をみて元気をもらっていますw
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