人って誰だって苦しんだり悩んだりすることあるじゃないですか。
でも、いざそういう苦しみの渦中にいると、自分だけがこの苦しみを味わっていると思い込んでしまうんですよね。
わたしもまさにそういう癖があったんですが、いつも通い詰めているお茶屋の女店長さんにこんな一言をもらったんですね。
自分がいかに苦しいか、しんどいかばかりに目がいってる人は、他者にも同様の苦しみや葛藤があることに目がいかない。
だから「自分のことわかって!理解して!」に必死で、自分は他者のことを全くわかろうとしていない。
心臓ぶち抜かれましたわほんと・・・( ˘ω˘ )( ˘ω˘ )
ぐるぐる悩んでいる時って、たいてい自分のことしか考えられていないんですよね。
自分のことでめいっぱいで、他者に目を向ける余裕なんかない。だから相手にも苦しみや葛藤があることに気づかない。
そうして自分の苦しみをわかってくれ!と押し付けたり、気を引くような態度をとったり塞ぎ込んだりする・・・。
そんなことばかりやってたらまわりの人たちもどんどん疲れるし、人間関係悪化しますよね。。
もちろん苦しいことがあるなら、抱え込んで爆発する前に信頼できる人に相談して、一緒に解決すべきだと思います。
ただ、その相談の仕方が「愚痴のように自己中心で一方的に押し付ける」のか「相手のことも配慮しながら具体的かつ前向きに解決していく」のか、の違いなんじゃないかなと。
だから、わたしが今意識してるのが、
「どんなに苦しいときもつらいときも、なるべく自分の状況を客観視する癖をつける」
ということです。
苦しみに飲み込まれてるときって、その状況を全く把握できずにネガティブな感情に振り回されて「うわ〜〜〜もうやだ〜〜〜!!しんどい〜〜!!」ってなってるんですよね。
負の感情に支配されると、自分のことを客観視する余裕も、他者に目を向ける余裕もなくなります。
そういう感情が沸き起こるのを無理やり打ち消すことはできないけど、そこからなるべく早く、一歩引いた目線をもって冷静になる努力はできると思うんですよね。
そうやって徐々に感情のコントロールができるようになると、むやみにわめき散らしたり、大切な人に牙を向けてしまうことも減っていくのかなと。
わたしもまだまだ修行中なんで、お茶屋の店長を見習いながら器を広げていきます(`・ω・)