中国でオトナのマッサージ店に行ったらマフィアに追われたシンジ君(24)の話

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ある日わたしのもとにメッセージが届いた。

 

???「あのー、ぼくを記事広告にしてほしいんですけど」

 

「何言ってんだこいつ」と思いながらも、妙なオーラを放つ彼に引き寄せられ、依頼を受けた。 

 

「なんとなくぼくを宣伝したい」

 

そして数日後の都内某所。

 

その変な奴は汗だくで疾走しながらやってきた。

 

 

 

 

 

「いや~家の鍵、部屋ん中で失くしちゃったんすよ!アッハー!」

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彼の名はウカイシンジ。24歳。

三重県産の異端児である。(このドヤ顔腹立つ)

 

 

f:id:aopa-----nda:20160417194853j:plain「いや~鍵見つかんなくて、そのまま部屋開けっぱで来ちゃいました!ハハ!泥棒に見つけられちゃったらどうしよう!てゆーか今日暑くないすか?まじ汗だくっす。フゥーッ!」

 

f:id:aopa-----nda:20160417194915j:plain「」

 

 

第一声からマジキチ感ハンパない・・・。

そこはひとまず無視して、なぜ記事広告を依頼したのか聞いてみた。

 

f:id:aopa-----nda:20160417194853j:plain「え?なんとなくっす。なんとなくぼくを宣伝したら面白いかなって!ハハ!」

 

f:id:aopa-----nda:20160417194915j:plain「」

 

 

わたしはなにを宣伝すればいいのか全くわからず途方に暮れていた。

ひとまずネタになりそうな話を聞き出してみよう。 

 

 

 

f:id:aopa-----nda:20160417194853j:plain「ネタかぁ~。中国のフー○ク行ったらマフィアに追いかけられたこととか?」

 

f:id:aopa-----nda:20160417194915j:plain「!!??!?!??!?」

 

コイツ・・・只者ではない。

ゲスにはおさまりきらぬオーラが漂っている・・・!

 

 

ネタが・・・決まった・・・ッ!

 

 

中国のフ○ゾクでマフィアに追われた話

 

それはシンジが大学3年生のとき、アジアを放浪していたときのことだった。

放浪しはじめて1週間くらいたった頃、シンジはどうしようもなくムラムラし始めた

 

これはどうしたものか。

 

そこへまた都合よく、フーゾ○のキャッチが道端に3人ほど立っていた。

 

用意周到なシンジは3人全員に聞き込み、ぼったくられないように交渉し、値切りまくった。

結果的に200元(約2600円)でOKがでた。破格の値段である。

 

キャッチに連れられたシンジは、メイン通りから少しはずれた路地へ入った。

 

ビルの2階に連れられ、店内に入るとそこは・・・

 

 

 

ただのカラオケルームだった・・・。

 

 

 

 

拍子抜けしたシンジのもとに、

中国人女性が3人部屋へ入ってきた。

 

どうやらこの中から1人お気に入りを選ぶらしい。

 

 

f:id:aopa-----nda:20160417194853j:plain「3人いたら可愛い子いそうじゃないですか。でも全員ぶちゃいくだったんですよ」

f:id:aopa-----nda:20160417194915j:plain「お疲れ様です」

 

 

そしてシンジはそのぶちゃいくの中でも1番スレンダーな女性を選んだ。

 

ただここでひとつ問題があった。

女性は英語が話せなかったのだ。

シンジも中国語が話せない。困った。

 

 

f:id:aopa-----nda:20160417194915j:plain「それでどうしたの?」

f:id:aopa-----nda:20160417194853j:plain「お互い漢字はわかるんで、筆談しました

 

 

シンジと女性は年齢や職業の話を筆談でおこなった。

 

 

その直後に不穏な空気が・・・

 

筆談の最中、勝手にお酒やお菓子が室内に運ばれてきた。

 

 

「ちょっとヤバそうだな」と感じたシンジは女性に料金のことを尋ねた。

 

 

女性「400元やで」

 

シンジ「オイィィイイ!話ちゃうやんけ!

 

女性によると、200元はルーム代だけで、その他にサービス料・飲食料がかかるらしい。

「そんなの聞いてない」とシンジが反論したところ、怒った女性がボスを呼んできた。

 

 

しばらくしてボスが登場する。

 

 

ボス「400元払えや」

 

シンジ「200元ってそこの兄ちゃん言ってたもん!ぼく200元しか持ってないし!」

 

 

ボス「でもお前、そこのチョコ食ったよな?」

 

シンジ「あ」

 

 

そう。シンジはウッカリテーブルに出されたチョコを食ってしまっていたのだ。

 

ジリジリと忍び寄るボス。

女性は誰かと電話をしている。

 

「これは逃げないとヤバイ」

そう感じたシンジは、テーブルに200元だけ置いて、全力で出口へダッシュした。

 

 

2階から全速力で階段を降りるシンジ。

 

 

そして1階で待ち受けていたのは・・・

 

 

 

4~5人の鉄パイプを持ったマフィアたち・・・!

 

 

 

 

 

「や、ヤラれる・・・!」

脇目もふらず、マフィアたちをすり抜けて全力疾走した。

 

 

後ろから「待てコラァ!」と叫ぶ声。

 

 

シンジは一切後ろを振り向かず、ただただ全力で走り続けた。

 

 

・・・

 

 

遠くまで来て、マフィアたちが追ってこなくなったのを確認し、

シンジは息絶え絶えで帰路についた。

 

 

f:id:aopa-----nda:20160417194915j:plain「よく逃げ切ったな・・・」

f:id:aopa-----nda:20160417194853j:plain「ぼく高校のとき陸上部で全国行ってたんで大丈夫でした」

 

f:id:aopa-----nda:20160417194915j:plain「本当に陸上部でよかった」

f:id:aopa-----nda:20160417194853j:plain「それにしても、女の子と筆談しただけで終わりですよ。ほんと踏んだり蹴ったりですよ・・・」

 

 

生命の危険よりも、ムラムラが勝ったようだ。

 

 

シンジの武勇伝いろいろ

 

f:id:aopa-----nda:20160417194915j:plain「じゃああとなんか武勇伝ない?」

f:id:aopa-----nda:20160417194853j:plain「武勇伝かわからんですが、いくつかありますよ!」

 

 

 

武勇伝①:カンボジアのオトナのマッサージ店(意味深)でDTを捨てた(なお優良店だった模様)

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照れながら話すシンジ

 

武勇伝②:高校時代、好きだった子に彼氏がいたが、シンジと女の子とその彼氏で三者面談をして、無事好きな子と結ばれた

 

武勇伝③:大学生のときに知り合ったセ○○スフレンドをめぐって友人と取り合いになり、8時間に及ぶ議論の末、無事シンジのセ○○スフレンドになった

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ドヤ顔で語るシンジ

 

 

武勇伝④:ラオスでなんとなく象使いの免許を取得した

 

 

シンジくんからのメッセージ

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キメ顔のシンジ

 

 

 

f:id:aopa-----nda:20160417194915j:plain「最後に言っておきたいことある?」

f:id:aopa-----nda:20160417194853j:plain「えーと・・・あ、東京来たばっかで友達いないので友達募集中です」

 

 

 

f:id:aopa-----nda:20160417194915j:plain「じゃあ今後やりたいこととかはある?」

f:id:aopa-----nda:20160417194853j:plain「海外のフ○ゾクを練り歩きたいので、取材費を負担してくれるスポンサーがほしいです

 

 

というわけで、

・シンジ君の友達になってくれる人

・海外取材費を負担してくれるスポンサー

はぜひシンジ君にご一報お願いいたします! 

 

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https://www.facebook.com/shinji.ukai

 

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執筆屋あんちゃ
執筆屋です。意識高い人生哲学から下ネタまで幅広く。 大阪の珈琲屋「シロフクコーヒー」のバリスタ▶︎系列店「ゆにわマートオンライン」に最近異動しました。最近はよくインスタにいます。

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