ブロガーのあんちゃです!先日まで上海に滞在していました。
わたしの仕事はパソコンがあればどこでも仕事ができるので、今回の中国でもノマドワークができるのか、いろいろと試してみました。
デジタル化が進む中国
現地にいってみてまず最初に思ったのは、圧倒的なデジタル化。
- 支払いはQRコード決済が基本。現地の人はほとんど現金を持ち歩かないという話も
- 街中にシェアリング自転車が設置してあって、これもアプリで決済するだけ。一瞬で乗れて、好きなところで乗り捨てできる
- コンビニや飲食店のいたるところにスマホの充電器が設置されている(しかも30分で20円とか)
- 地下鉄にはデジタルサイネージで窓ガラスに広告が表示される
- 飲食店の注文もQRコードでメニュー読み込んで注文して、決済も同時にできるので人件費かからない
・・・などなど、日本ではまだ見ない仕組みがどんどん導入されていました。
ただしQRコード決済は中国の銀行口座を持っていないとできないので、観光客は普通に現金で払うしかないかも。
中国は現金がっつり持っていかないとキツイ。
現地の人はQR決済できるからいいけど、観光客はクレカ使えるところも少ないから現金で払うしかない。4泊5日で2万円分じゃ全然足りなかったw(でも現地のATMで下ろせる)#ヤる上海— あんちゃ@12/12著書発売! (@annin_book) November 20, 2017
便利な仕組みが出来上がっているのは見て取れましたが、わりと閉鎖的というか、観光客にはすこし不便な印象を受けましたね・・・。
英語がとにかく通じない・・・!
いやほんとこれびっくりしたんですけど、本当に英語が通じない。
空港はさすがに通じたけど、観光地にある飲食店でもささいな英語も全く通じないという場面になんども遭遇。
「コーヒーをください」「クレジットカード使えますか?」とかも通じない。これはびっくりだ・・・
そしてたとえ外国人だとわかっても、現地の人はかたくなに中国語を喋り続けます。(笑)
ほとんど英語が通じない上海でわかったこと?
・ジェスチャーと勢いでなんとかなる
・あと全力でジェスチャーするとすごく笑ってくれるので場が和む
・相手は絶対に中国語で話すことを曲げないので、こちらから歩み寄るしかない#ヤる上海— あんちゃ@12/12著書発売! (@annin_book) November 19, 2017
今回の旅は中国語が話せる仲間がいたからまだよかったけど、いなかったら翻訳アプリを駆使するか、簡単な中国語を覚えてから臨んだ方がいいですね。
わたしは「コーヒー」と1〜10の数字だけ中国語で覚えて、カフェで注文できました(笑)ジェスチャーでなんとか乗り切れますw
タクシーも全然英語通じなくて焦った・・・。
カフェでノマドワークできるのか?
で、肝心の「パソコンで仕事ができるのか?」ってところですが、フリーWi-Fiは基本的にどこでも飛んでいます。しかし、中国の電話番号を登録しないと使えないところばかり。
ほんの一部のカフェでは登録なしでいけるみたいですが、スタバやケンタッキーなどのチェーン店はダメでした・・・。
そしてなんといっても、「グレートファイアウォール」という中国の通信規制によってGoogleの検索エンジンと、Google系のサービス、TwitterやFB・InstagramなどのSNSが一切使えないという鬼畜っぷり。
だからたとえWi-Fiにつながったとしても、Google系のサービスが使えないんです・・・!
だからこんな不都合が起きます。▼
- グーグルで検索できない(百度Baiduという中国の検索エンジンを使わなきゃいけない)
- グーグルマップは起動できるが位置が全く正確じゃない(意図的に現在地をずらしていると言う話も…)
- グーグルドキュメントやスプレッドシートももちろん使えない
これらのサービスは全て中国国内の別サービスで代替されています。・・・って全く仕事できないやんけ!!(怒)
ただし、上海にいてもグーグルやSNSにつなぐ手段はゼロではないです。
- 香港の通信は規制がかかってないため、SIMフリーのスマホに香港SIMを入れて使う
- VPN付きのモバイルWiFiを空港などでレンタルして使う
この2つの方法があります。が、最近VPNへの規制が強くなったようで、WiFiを持ってきていた友人はあまりつながらなかったようです。。。(WiFi勢、全員憤慨してた)
ちなみにわたしは香港SIMをアマゾンで購入して、スマホからテザリングでパソコンをネットにつないでました。たぶんこの方法が一番安定して使える。
▼香港SIMはアマゾンがおそらく最安
だからあらかじめ日本でAmazonで先に購入しといて上海に持っていくのがいいかも。SIMフリースマホ、最強ですねほんと・・・。
なんで、わたしはパソコンをテザリングでネットにつないでいましたが、SIMの容量が2GBだったのと(課金すれば容量は増やせる)なんだかんだ観光を楽しんだので、ほとんどパソコンで仕事しませんでした。
(スマホで記事書いたり、メール返したり、SNSチェックはしてました)
結論・ノマドは現地の人じゃないと厳しい
カフェの価格などは日本とそんなに変わりなしですが、コーヒー類がじゃっかん高い気がします。
小籠包のほうが安いなんてこともありましたwとくに観光地は高めですね・・・。
ということで中国・上海でノマドワークをするには、「現地の人にとってはいいかもしれないけど、旅行者はちょっとめんどくさい」という結論になりました。
中国人の知り合いがいる人なら、その人に頼んで中国の電話番号を取得したりすることもできるそうですが、友だちがいない人は太刀打ちできません(私も)
ただ、ご飯はめちゃくちゃおいしくて安いのと、交通機関もかなり安いです。地下鉄とかほぼ60〜100円くらいで移動できちゃいます。
小籠包もたらふく食べて500円とか。中華全般をみんなで食べてお酒飲みまくっても1500円とかでした。
だから普通に観光で行くにはいいかもしれませんね〜。
以上!今後上海に行く人の参考になれば幸いです。
▼上海いったらこの珍スポット遊園地もいってみてね
関連記事:中国・上海の珍スポット遊園地「錦江楽園」がいろんな意味でアウトだった
追記:海外へは格安航空券で行こう
ちなみにわたしが海外に行くときはいつも「スカイチケット」という格安航空券の検索予約サイトを使って調べています٩( ‘ω’ )و
目的地や日程を入力すると、数ある航空会社の中から格安の航空券を探し出してくれるというすばらしいサービス・・・!
以前はいろんな航空会社のサイトを行ったり来たりしていたんですが、スカイチケットのおかげでその手間が一瞬で省けましたwぜひ使ってみてください〜!