ブロガーのあんちゃ(@annin_book)です。
ちょっと前の話になりますが、上京して間もない頃、JR埼京線にて痴漢に遭遇しました。
しかもいい歳したオッサンに。。。
マジでこういう被害なくしたい、というか痴漢に遭遇しても怖くて声出せない・届け出るのが面倒で言わずにいる女性が本当に多いので、ちょっとでもこの現状を知ってもらえればと思いました。
朝の満員電車で痴漢に遭遇
わたしはその日通勤で赤羽から渋谷方面へ向かってました。
朝の8時半くらいだっただろうか。案の定埼京線は板橋~新宿あたりは混雑率188%をこえるレベルなので、片足が浮きそうなほど満員でした。
そして池袋から新宿に向かう途中あたりで乗り込んできたオッサンがわたしの真正面に押し流されてきた。
ちょっと変な雰囲気(ジロジロ見てきたり)だったので「あんまり近づきたくないな」とは思いつつ満員で身動き取れなかったのでガマンしていました。
そして数分後、股の間に違和感が。
最初は「混んでるから腕が当たってるんだな」程度に思ってましたが、手の動きがあまりに不自然だった。
そしてその腕は紛れもなく真正面にいるオッサンが故意にわたしの股の間に手を突っ込んで触っていたのが明白でした。(ちなみにわたしはパンツスーツでした)
正直それまで「痴漢にあったんならデカイ声で助け求めればいいのに」って思っていましたが、いざ自分がその立場になると怖くて声が出ない。
気持ち悪かったので必死に肘でオッサンをよけながら抵抗したけど、そう簡単に身動きとれるはずもなく、新宿に停車するまで5分ほど格闘しました。地獄だった。。。
埼京線は痴漢率ナンバーワンらしい
その後友人に事の経緯をぶちまけたところ、「埼京線は痴漢遭遇率ナンバーワンだから乗らない方がいい」と言われました。
どうやら赤羽~新宿・渋谷区間は停車駅も少なく、あいだの駅での乗り降りがほとんどないので、赤羽で超満員になったあと15分くらいはずっとその状態で電車に乗っていなければなりません。
乗客の入れ替わりがなくて、ギュウギュウにつめこまれている分、痴漢発生率も高いのでしょう。
というか車内放送で「痴漢は犯罪です」ってアナウンスが流れたり、痴漢対策ポスターがいたるところに貼ってあったり、この異常な状況を無意識に「これが日常だ」と思ってしまっている自分たちに身の毛がよだってしまいました。
こんな対策で痴漢が減るとは思えないが・・・。
痴漢対策はどうすればいい?
わたしがその後泣き寝入りしながら考えたのは
- そもそも埼京線に乗らない
- なるべく女性専用車両がある路線を選ぶ
- 撃退グッズを常備する
などありきたりな対策しか思い浮かびませんでした。
しかしわたしは最近、根本的な対策に気づきました。
それは「自分に自信をもつこと&気を強く持つこと」です。女性は、表面的な対策だけではなく内面的なところから対策していくべきなんです。
痴漢する男はきっと「かよわくて大声上げなさそうな女子」を標的にするはずです。だったら標的にならないためには「気が強くて大声上げそうな女子」だと思わせればいいのです。
気を強く保つために必要なのは”自信”です。「自分はいざというときは大声で助けを求められるし痴漢には絶対に負けない」と自分自身に思い込ませることが大事。
内面が変われば顔つきや雰囲気が変わるので、痴漢は寄ってこなくなるはずです。
わたしはあのとき声を上げて抵抗できなかったことが悔しくてたまらないし、もうそんな犯罪者には絶対負けないと思っているので、もう満員電車に乗っても怖くなくなりました。
いや、正しく言えば怖いです。怖いけど、「わたしはいざとなれば抵抗できる」と心から思い込むことにしたのです。
少しでもそういうふうに自信を持つ女性が増えてくれたら嬉しいなぁと思います。「怖いから身を守る」よりも「怖いけど絶対負けない」という姿勢をぜひつらぬいてください。
男性は冤罪対策を
こういう事件は女性が被害者だと思われがちだけど、全てがそうではないこともありますよね。
以下の本を読んでいて”冤罪”については深く考えさせられたので、男性も女性も読んでみてほしい。自分がもし冤罪をかけられたら、間違いなく人生を180度(悪い方向に)変えてしまうから。
左手の証明―記者が追いかけた痴漢冤罪事件868日の真実 (Nanaブックス)
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