プロブロガーのあんちゃです。「いろんなフリーランスを紹介する企画」第7弾!
今回は、起業家・フリーランス・会社員という3つの顔をもつ「うるぞー」さんにパラレルキャリアを歩むまでの体験談を書いていただきました。
はじめまして、うるぞー(@rio_uruma)と申します。
2017年5月末にブロガーのコミュニティサービス「BLOMU」をリリースし、ちょっとバズったのでブログ界隈の方はご存知かもしれません。
今回はこの場をお借りして、僕が実践している”好きな場所で好きな仕事をする”ための『働き方』についてお話させていただきます。
『働き方を選べば生き方が変わる』、僕はそう思っています。
生き方を変えるために働き方を選ぶのはとても大切です。
僕が考えた”幸せになる働き方”は、『仕事を完全リモートで行えるようにする』ことでした。
起業・フリーランス・正社員という働き方
僕は現在22歳、今年23歳になる社会人1年目です。2017年3月に大学を卒業したばかりの若造。
ですが、他の社会人1年目の人とは少し変わった働き方をしています。
それは東京で起業した会社を経営しながら、札幌の企業で正社員として働き、福岡に移住してフリーランスとして自分のビジネスを展開しているという点です。
僕みたいな働き方をしている人は今までほとんど出会ったことがありません。
起業している人、正社員の人、フリーランスの人。 それぞれの働き方をしている人はたくさんいます。 だけど3つの働き方を掛け持ちして実践している人にはあまり出会いません。
そして、それらを完全にリモートワークでこなしている人も多くはないでしょう。
僕がどのようにして「起業」「フリーランス」「正社員」という3つの働き方をリモートワークでこなしているかをご紹介していきます。
なぜリモートワークにこだわるのか
そもそもなぜ僕がリモートワークにこだわるのか。
理由はいくつかありますが、いちばんの理由は好きな場所で仕事をしたいからです。
「毎日オフィスに来い!」と決められて仕事をするのは束縛されている感じで嫌だったし、今っぽくないなと感じていたので、最初は正社員にならないつもりでした。
(2017年6月〜正社員になったので、大学卒業時は新卒フリーランスで突き進む予定でした)
僕は部屋で一人黙々と仕事した方がはかどるし、集中もできるし、オフィスあるだけ固定費もったいなくね?という考えの人間です。 こういう人を社会不適合者というのかもしれない。(笑)
だから僕は起業するかフリーランスになるしか働く方法はないなと思っていました。
チャンスが転がり込んで大学3年生のときに東京で起業したのですが、メンバー全員おうち大好きだったこととレンタルオフィスにしていることもあって、創業当時から今まで完全リモート(自宅orカフェ)で仕事をしてきました。
地元の神奈川を離れて、福岡に移住した現在でも問題なくできています。
そのほかの仕事も同様です。 東京だろうが、福岡だろうが、海外だろうが、どこででも仕事をすることができます。
どこでも仕事ができるということは1日のスケジュールを最適にこなすための場所を選んで仕事ができるということでもあります。
打ち合わせが終わるたびに一回一回オフィスに戻って、また打ち合わせに行って、という時間の無駄を省けるので、体力的にも疲れないし時間を有効的に使うことができます。
もちろん頑張れば旅をしながら、つまりノマドワーカーのように働くことだって可能です。
僕は不器用なこともあってなかなか旅を楽しむことに集中するのが難しいですが、ある程度余裕があるとノマドワークも楽しめると思います。
リモートワークに関しては賛否両論がありますが、僕は生産性が上がるので大賛成です。 通勤や社内政治といった、必要のないストレスを受けることもなくなるので最高です。
どのようにリモートワークを実現するか
それぞれの働き方で、どのようにリモートワークを実現しているのかをご紹介していきます。
1:起業
起業した会社でやっていることは、結婚式場などのウェディング事業をしている会社さんが使う業務アプリケーションの提供です。
ほかの仲間が営業を主に担当して、僕はエンジニアとしてサービス開発や保守運用、会社のHPだったりの編集をメインに担当しています。
もちろんサービスの方針を決めたりするのでエンジニア外の業務もありますし、インターン生とやりとりもしています。
たまに仕事で東京に帰ることはありますが、基本的には福岡での完全リモートワークです。
2:フリーランス
起業しながらフリーランスとしていくつか仕事をしています。 まずひとつは福岡のスタートアップ企業さんの開発サポートです。
福岡は東京に比べてエンジニアの数が多くないので、スタートアップ企業などはエンジニアを確保するのに苦労しています。
そういった福岡のスタートアップ企業さんの開発のサポートをやらせてもらっています。 時々打ち合わせはするけど、基本的にはリモートワークです。
そしてふたつめにブログです。
最近ではブログだけで生活していけるくらいのお金を稼げるようになりました。 最近はバタバタしていて更新頻度がめっちゃ落ちていますが、落ち着いたらもっと更新していくつもりです。
次にプログラミングレッスンです。
僕が仕事で使っているプログラミング言語であるRuby on Railsを教えています。 直接会って教えることもありますが、基本的にはSkypeを使って全国の人にプログラミングを教えています。
最後に自分が作っているサービスです。
先日リリースしたBLOMUもそうですが、少しずつ使ってくれる人が増えているのでこちらも収益化を進めています。
僕もブロガーも企業も、みんながWinWinになれるような施策を進めています。 こちらも企業との打ち合わせ以外はリモートです。
ちなみに、現在友人と新たにサービスを開発していて、最近は1日中黒い画面と闘っていますw
3:正社員
「正社員でリモートは無理だろ!」と思う方もいるでしょう。 僕も今の会社に出会うまでは無理だと思っていました。
福岡のIT企業を探していて、たまたま検索に引っかかった札幌の企業を見つけたのですが、そこが完全リモートで正社員OKだったんです。
「福岡に住んでいる人間が札幌の企業で正社員やったら面白くね!?」という好奇心から正社員に応募し、2回オンライン面接をして合計15分ほど話して内定もらえましたw
すごい決断力ですよねw この前東京で顔合わせがあったのですが、それまでは会ったこともなく顔もよくわからないアイコンの上司の指示のもと、仕事をしていました(笑)
仕事内容としてはサービスの開発です。
こういった会社はまだ多くないとは思いますが、多分知らないだけでたくさんあると思います。
正社員でリモートワークをしたい人は会社に交渉してみたり、そういった会社を探してみてはいかがでしょうか。
ちなみに僕の場合ですが、リモートワークだからといって給料低くされるとかはなかったです。
どんな働き方でもリモートワークは実現できる
よく「正社員だからリモートワークはできない」とか「スキルがないからリモートワークはできない」とかって声を聞きますよね。
僕をみてもらえればわかると思いますが、正社員だけどリモートワークしているし、新卒一年目の若造でスキルがすごいわけではないけど、リモートワークができています。
「〜できない」という枠から飛び出して考えてみると、意外と道はあるものです。 どんな生き方をするかを決めるのはあなた次第です。
好きな生き方の一つとしてリモートワークを取り上げましたが、僕が伝えたかったことは「常識的に難しいことはあくまで常識であって、変えることができる」ということです。
あなたの理想の働き方を実現するための背中を押せる記事になれば幸いです。
>>「いろんなフリーランスを紹介する企画」すべての体験談一覧はこちら!