本当の信頼関係は、損得を超えたところにしかない。

最近仲間内で、誰かの仕事がピンチになったり、「もう一人じゃどうにもならん〜〜!」ってときに、全員でテコ入れして建て直すってことをしてるんですが(もちろん私も助けてもらったw)、

各々ができることを持ち寄って、損得関係なくお互いを支えられるチームプレーって、あったかいなぁと。

 

この「あたたかい」という感覚って、ずっと一人で仕事してた時は、決して味わえなかったです。

 

 

”あたたかみのある信頼関係”って、損得を超えたところにしかないと思います。

 

人付き合いをメリットデメリットで判断し、「得をするからこの人と付き合う」という人間関係は、合理的だけどあたたかさはない。

(以前のわたしはまさにこういう関係ばかり作ってきてしまっていた)

 

メリットがあるないとか

お金になるならないとか

実績になるならないとか

そうゆうのじゃなくて、ただ「目の前で困ってる大切な人をどうにかしたい」という思いで動くからこそ、損得を超えた関係が築かれる。

 

ビジネスをする上では特に、ほとんどが利害関係で終わってしまうことが大半だと思うので、もちろん互いの利益は尊重しつつも、根底では「相手の商売が、ひいては人生が豊かになるように」という気持ちで向き合えたら、単なるビジネスパートナーを超えた絆ができて、パフォーマンスも上がっていく。

 

そんな思いで動くからこそ、結果として、予想を超えた景色に全員で到達できるんですよね。

 

 

以前のわたしは、

「組織で働くのがイヤだからフリーランスで一人だけで仕事してやる」と思って独立したけど、つまるところ組織がイヤなのではなく

「心から信頼しあう関係性が作れなかったこと」がしんどかったんだなと、最近気づきました。

会社というコミュニティの中にいるはずなのに、自分から一線引いて、孤独感があって、想いを共有できる人がいなかった。それが苦しかったんだと。

 

なんでそこに気づいたかというと、フリーランスになっても(一時的には楽しかったけど)結局心の奥の虚しさみたいなものは消えなくて、孤独感があったからです。

独立して、好きな人たちと仕事できるようになったけど、結局わたし自身が嫌われることを恐れて、誰にも胸の内をさらすことができなかった。だから、次第に苦しくなっていきました。

 

でも、そんな関わり方では、一生心の奥は孤独であることを知りました。

 

そして、嫌われるのを覚悟で本音ぶちまけて、腹割って関わってくれた友人たちがいたことで、

「わたしもそんなふうに生きたい」

と、つよく思うようになりました。

 

 

そこからずっと今まで、自分の弱さに向き合う期間でもありました。

28年間、人の顔色伺って、一線をひきつづけてバリアを張る癖は、そんなすぐ直るものではなかったから。

 

 

まだまだ修行中だけど、周りに腹括って生きてる人たちがいるおかげで、わたしも少しずつ目の前の人と真剣に向き合うという覚悟が、芽生えてきたと思います。

 

勇気のいることではありますが、孤独を感じることはほぼなくなりました。自分が歩み寄るだけで、こんなに世界は変わるんだと、実感している最中です。

 

こんな関係性を、もっともっと広げていきたいし、伝えていきたいですね。(`・ω・)

 

 

▼あんちゃの孤独エピソードたちはこちら(笑)

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執筆屋あんちゃ
執筆屋です。意識高い人生哲学から下ネタまで幅広く。 大阪の珈琲屋「シロフクコーヒー」のバリスタ▶︎系列店「ゆにわマートオンライン」に最近異動しました。最近はよくインスタにいます。

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