https://www.facebook.com/akihiro.nishino.16?fref=ts
こんにちは。クソマジメゲスブロガーのあんちゃ(@annin_book)です。
先日、お笑い芸人のキングコング・西野亮廣さんの独演会(トークイベント)に行ってきたんですが、なかなか衝撃を受ける内容がたくさんつまっていたので書かずにはいられませんでした。
「自分の今後の人生・働き方はこのままでいいのか?」と疑問を抱えている人にとっては解決のヒントになるようなことがつまっていました。
大企業に勤めることが正解なのか?
独演会の冒頭で西野さんが言っていた。
「大企業で勤めることが必ずしも安泰とは限らない」と。今まで暗黙的に「大企業=安定」と思い込んできた時代とはもう違うんだと。
すごく印象的な問いかけだった。
わたしはもちろん大企業に入ることが絶対ダメだとは思わない。ちゃんと大企業にいるべき理由がその人の中にしっかりあるのであればそれはとても有意義な選択だからだ。
ただネームバリューや福利厚生、盲目的に「大企業にいけば安心」という理由で大企業で働いている人たちは、本当にそれでいいのか?と思う。
その絶対的な安心が崩れない保証はどこにもないのに、そこまで頼りきって大丈夫?って。もしその安定が崩れたとき、その人たちはどうなるのだろう。
わたしたちはもっと常識の枠をはずせる
西野さんの話を聞いていると「ああ、わたしたちはもっと常識というレールからハミ出していいんだ」と感じさせられることがたくさんあった。
世の中には「これはこういうもの」「これはこうあるべきだ」「こんなのは常識だ」となぜかみんな当たり前のようにその”常識”が正しいと思い込んでいる。自分で確かめることもせずに。
いわば”社会の常識”に洗脳されているのだ。
でもここで疑問なのは、”正しい常識”通りに生きているのに、なぜ日本は自殺者がこんなにも多くて、不幸だと嘆く人で溢れかえっているのだろうか。なぜ自分の人生や働き方に意義を見いだせない人ばかりなのか。
わたしはそれが正しい生き方だとするならば、一刻も早く”常識からはずれた不正解な生き方”をしたい。
西野さんは率先してそういう生き方をしているし、かなり常識はずれなスケールで行動している。
それを実際に目の当たりにすると「こんなことまでできるんだ」と思わされた。自分たちが正しいと思い込んでいた常識が本当に正しいかどうかは、常識からはずれてみないとわからないのだ。
ツッコミなんて気にするな。とにかくやってみればいい。
西野さんは以前から「嫌われ芸人」だとか、芸人なのに絵本描いてるとかで批判され、散々炎上してきた人だ。
それはもう外野のわたしが見ていてもヒヤヒヤするくらいいつも燃え上がっている。
常識からはずれる生き方をする人はこうして”常識ある人たち”から批判されるのだ。
「そんなのは正しくない」「芸人とは本来こうあるべきだ」と”常識の正義”をふりかざして。
でもそれが本当に正しいかどうかなんて誰も確かめない。確かめられるのは常識からはずれた人だけだ。常識からはずれて初めてその常識の真偽が見える。
だから西野さんは言う。「とにかくやってみればいいんだ」と。
いまの働き方に疑問があるなら働き方を変えてみればいい。
これからやろうとしてることが正しいのかわからないなら、とにかくやってみればいい。やらないと正しいかどうかなんてわからないからだ。
(まあいつだって正解にするのは自分次第なんだけど)
そう考えるとわたしがいま会社を辞めてフリーランスになったのも、今まで常識に染まっていた自分の働き方が本当に正しかったのか、身をもって確かめるためなのかもしれない。
ツッコミや批判をする人は所詮自分で確かめずにいる”常識”人だ。そんな人たちのツッコミなんて気にする必要はない。
なんと言われようととにかくやってみる人たちは、「舗装された常識の道」ではなく「道なき道」を歩いている。道なき道の歩き方は、そこを歩いた人にしかわからない。だから舗装された道しか歩いていない人たちの言うことなんて、聞く必要がないのだ。
独演会の終わりに手にとった西野さんの著書はつい数日前に発売されたもの。
”レールからハミ出す人のためのビジネス書”。これは読まざるをえないな。