「自己啓発本は役に立たないし時間の無駄」と言う人のその思考が無駄

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【2018/3/17更新】

「自己啓発本読むとか時間の無駄でしょ」と言ってる人たちに一言いわせてください。

時間を無駄にしてるのはその思考回路のせいだよと。

なんで本の責任にするのでしょう?それは「自分には本から何かを学び取る能力がないです」って言ってるようなもんだと思うのです。

 

自己啓発本が悪いのではなく「無駄」だという思考が原因

そもそも「自己啓発」の意味を知っていますか?

自己啓発(じこけいはつ)とは、自己を人間としてより高い段階へ上昇させようとする行為である。

「より高い能力」、「より大きい成功」、「より充実した生き方」、「より優れた人格」などの獲得を目指す。(Wikipedia

この言葉にあるように、自分を高めようとする行為を「自己啓発」といい、その行為を手助けするのが「自己啓発本」です。

よって、自己啓発本とは自分の行動を手助けするためのツールにすぎず、それをどう使うかは自分自身の問題です。効果的に役立てるか、無駄だと吐き捨てて終わるかもすべて自分次第なのです。

 

ということは、「無駄だ」と思いながら本を読んで、何か学べるはずがないのは当たり前じゃないでしょうか。

それは単純にその人が「本から何かを学び取る気がないだけ」でしょう。

もともと学ぶ気がなくて「どうせ無駄」と思ってるのに、その前提で本を読むとかそりゃ時間無駄にしますよね。

本が悪いんじゃなくて、「時間の無駄だ」と思いながら本を読むその思考が本の価値を無くしているのです。

 

本から教訓を学び取る力がまだ足りないだけ

これはもちろん自己啓発本に限った話じゃないですよね。

どんなことも自分が「無駄だ」と思ってしまった時点で、全部無駄になるんです。

たとえばどんなにくだらないと思える出来事でも「こういうことを次から防ぐにはこう改善しよう」とか、そのくだらない出来事から教訓を得られる人だっているんですよ。

 

「無駄だ」と言っちゃう人はひとつひとつの言葉や日常の行動から学び取るアンテナが足りないんです。

物事に価値をつけるのは自分自身。「無駄なこと」など存在しません。「物事を無駄だと思う人」が存在するだけです。

「時間を無駄にしたこの本が悪い」なんて言ってたら、いつまでたってもその人の「学び取る力」はつきません。

 

なんのために自己啓発本を読むのかはっきりさせる

自己啓発本が無駄だと思ってる人は「なんのためにその本を読むのか」ハッキリしてないからだと思うんですよね。

目的もなくただなんとなくダラダラ読もうとするから時間の無駄になるのです。

 

わたしはよく起業家の著書を好んで読みますが、それを読むのも「力強く情熱的に生きている人たちの考え方を知りたい」と思うから読むのです。

「この著者の考え方を本気で学ぼう」と思えば、その本は自分の今までの価値観すら変えてしまうほど影響を与えるんです。

だから「自己啓発本なんか無駄」っていう前提から「もしかしたらこの本は自分の今までの生き方や価値観を変えるかもしれない」って思うようになれば、その本から新しい気づきや教訓を学ぼうという姿勢になりますよね。

大事なのはこの姿勢なんです。

 

本に限らずなんでもこの姿勢で取り組んだら、ちょっとしたことからたくさんの気づきが得られるようになるんですよ。

もっともっと学び取る力を磨いて、なんでも「無駄」だと思ってしまう考え方を取っ払っていってください。

 

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執筆屋あんちゃ
執筆屋です。意識高い人生哲学から下ネタまで幅広く。 大阪の珈琲屋「シロフクコーヒー」のバリスタ▶︎系列店「ゆにわマートオンライン」に最近異動しました。最近はよくインスタにいます。

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