ブロガーあんちゃです。わたしはもともと意志の弱い人間でした。というか今もそうです。
自分で決めたことがとにかく守れない。たとえば学生の時からテスト勉強や受験勉強を計画立てて進めるのがものすごく苦手で、いつも
「今日はまだいいや」
「明日がんばろう」
って感じでギリギリになって焦って勉強することがほとんどでした。
社会人になっても、会社の仕事が忙しいのを言い訳にして、個人でやりたかった活動や家事もやらずに「本当はやりたいけどなかなか手が出ない」ってのを繰り返してました。
でも、こんな感じのわたしが今では一念発起して、会社を退職し好きなことで働けるようになりました。
それはなぜか。紛れもなく「まわりの人に宣言したから」だったと思います。
自分の中だけで決めたことは必ず揺らぐ
「こんなことやろう」「こんな挑戦しよう」と自分の頭の中だけで決めたことは、たいてい後になって揺らぎます。
新しいことを始めるのにはそれなりの労力がかかるし、「やりたい」ってことを考えてる時は楽しいけどいざそれをやろうって時に腰が重くなるからです。
成功した時のイメージをするのは楽しいけど、実際にそこまでの道のりで手を動かす地道な作業がめんどくさいんです。
だから
- 「今は忙しいから落ち着いたらやろう」
- 「今はタイミングじゃないから様子を見よう」
と自分に言い訳して結局行動しないんです。
自分の中だけで決意したことは簡単に変更できてしまうし、変更しても誰も文句を言わないから。
結論から言えば、「新しいことを始めるのに完璧な状況」が整うことはありません。
いつだって何か他のことをしているだろうし、気分はすぐ移り変わるから。
そういうときに今すぐ行動するきっかけになるのが「公に宣言する」ってことなんです。
他人にコミットすればやらざるを得なくなる
わたしは会社を辞めて独立するときに、しばらく悩みました。
でも会社に対して「辞めます」と宣言した途端から、独立への熱が急速に高まりました。
内心は
- 「やばい、言っちゃった」
- 「言ったからにはマジでやらなきゃ」
でした。
公言した時点で、わたしの決意は確定事項になったのです。
「独立してブログで食っていきたい」から「絶対に独立してブログで食う」になったんです。(正直めっちゃ震えた・・・)
そして会社を辞めるとなると、仕事の引き継ぎがあったり、いろいろと先輩や上司に迷惑をかけることもありました。
こうして他人を巻き込んでいくと、ますます自分がこれからやることへの責任感が生まれます。
そうなるともう「やらない」という選択肢はなくなるんですよね。
うまくいくかわからんけど、「やれるところまでやろう」って思えるようになる。
後ろの道を閉ざす感覚ですね。
「どうすればやれるか」に思考を移す
一番大事なのは
「やろうかやらないか」という選択を捨てて、「どうやってやるか」という思考に移すことです。
他の人に公言することは、この「やらない」という選択肢を捨てる行為でもあります。
決意を口に出すのって意外と大事なんですよね。
その「やります」という自分の言葉を自分の耳で聞いた瞬間から「じゃあどうやってやろうか」と思考が切り替わるから。
だからわたしはブログで食っていくことを会社にも伝えたし、このブログにも書きました。
もちろん批判も中傷もあったけど、やるって言っちゃったからもうやるしかないなって。
だからわたしはこれからも新しいことを始めるときには、まわりの人に宣言し続けていこうと思います。
▼ひとつのことが続かない・新しいことに挑戦できない人はぜひこの本を読んでほしい・・・!わたしのメンタルもこの本に救われました。
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