勢いで会社を辞めたけど、後悔しないための準備はしていたよ。

ブロガーのあんちゃです。

わたしは昨年の4月末に前職の会社を”勢い”で辞めたんですが、そう言うと「ぼくも（わたしも）勢いで会社辞めようと思います！」と話す人がいます。

「辞めた後はどうするんですか？」と聞くと「特に決まってません」とか。

こういう流れがよくあるんですが、ひとつ言いたいのは

勢いで会社辞める＝何も考えず（準備せず）辞めるということではないってことです。

「勢い」とは何も準備しないことではない

わたしの場合は、会社員時代にブログを開設して、試行錯誤したなかで少しずつ収益が上がるようになってきて「このまま伸ばしていけば生計を立てられるレベルになりそうだ！」という確信があったから会社を退職しました。

もちろん不安はありましたが、「わたしならたとえうまくいかなくてもきっと立ち直れるし、日本で死ぬことはない」という想いも同時にあったので、あとは上司に「会社を辞めます」という一言を伝えるだけでした。

ただ、結構この一言を伝えるのって勇気がいるんですよね・・・。

「明日こそ言おう」と思ってても、上司が忙しそうにしてると「今日は話せなそうだから週明けにしよう・・・」とかって弱気になってしまったりする。（わたしもそうでした）

そんななかでいつ言おうかとモジモジしているときに、身近な人から「失敗しても死なないんだから、やってみれば？」という一言をかけてもらったときに、その勢いで翌日上司に「辞めます」と伝えたんです。

もちろん退職を伝えた時はまだ全然ブログで収益を上げていなかったし、「本当に大丈夫か？」と会社の人から心配されたときも胸張って大丈夫とは言えず「これから頑張ります・・・」としか言えなかったんですが、自分の心の準備と覚悟・これからやっていくべきことははっきりと見えていました。

要するに、「勢い」で会社を辞めたけど、「何も考えてない」わけではなかったし「準備していなかった」わけでもない。

ここを混同してしまうと、いざ”勢いで”会社を辞めたあとに「あれ、これからどうしよ・・・」ってなってしまうんです。

もちろん会社を辞めた後に「しばらく体を休めたい」と思っているのであれば、何もしないという選択もアリだと思いますが、それはしっかり考えたあとで「何もしない」という決断をすべきかなと。

そこを特に何も考えず「とりあえず会社嫌だから辞めよ」で辞めて、「やばい、辞めた後のことなんも考えてなかった・・・」って焦り始めても遅いわけです。

わたし自身も結構ビビリなので、なんの算段もなく会社を辞めることはできなかったから、会社に行きながらブログを書いて、「これでいけるか？いけないか？」を確かめながら退職しました。

あとは自身の心の準備（覚悟）もかなり大事だと思っています。

やるべきことが明確に見えていなくとも、「自分なら大丈夫」と思えているかどうかでその後の動きが変わってきます。

まわりのフリーランスを見ていても、自分で自分を信じられる人はたとえ仕事が失敗しても立ち直る力があるんですよね。

これが「自分にうまくできるかわからない・・・」となっている人は失敗したときに「やっぱり自分には無理なんだ・・・」と落ち込んでしまうので、そこから立ち上がれなくなってしまう。

（後者の人はそもそも独立しないとは思いますが）

というわけで、「勢いで会社辞めたんですよ〜」と言いながら仕事がちゃんと軌道に乗っている人を見かけた時は「勢いで辞めたけど、心づもりや必要な準備はちゃんとやっていた」人である可能性が高いよってのは覚えておいてほしいなと思います。

・・・とは言いながらも、わたしのまわりには特に何も考えずふらっと会社辞めた人も少なくありません。(笑)

そんな人たちでも、それなりに苦労している人もいますが「会社辞めたことへの悔いはありません」と話す人がほとんどです。

なので、準備するしないどちらにせよ「会社を辞めるという決断ができた人は、結果としてその決断を後悔している人はいない」ということも一緒にお伝えしておきますｗ

ちなみにこの話は心身が健康な状態にあるときの話です。

ブラック企業で消耗しまくって、冷静な判断ができなくなったときは即座に逃げるべきです。（もしくはまわりの人が気づかせてあげる）

体が一番の資本ですからね！

ちなみに、わたしが会社辞めて独立するまでの細かい話は、つい先日出版された著書に書いておりますので、ぜひご覧ください。↓↓↓

え？こんなの著書のステマじゃないかって？よくわかりましたね！(*≧∀≦*)