某ウイルスが結構凄まじい勢いで拡大していて、テレビを見ようもんなら、どのチャンネルも似たり寄ったりの話ばっかりなので見るのはやめた。
昨日、モナコ(イタリアの国境に近い)に住んでいる知人と話していて、
- モナコはすでに外出禁止になっている
- 外に出て買い物などをする場合は許可証が必要(ないと捕まるらしい)
- 学校もすべてオンライン授業で
- だから食料も水も、あるいは現金も蓄えておかないといけない
といった感じらしく、完全に経済活動がストップしているよう。
他国でも、出入国制限や国境封鎖など、人も経済も動かなくなるような展開になっているし、日本はまだ「外出は控えめに〜」くらいだけど、今後どうなるかはわからない。
こんだけ聞いてると不安にもなるし、むやみに恐怖心が煽られたりして、自分が本当に今向き合うべきことはなんなのか、が見えなくなってしまう。
なので、「ヤバイ状況だからこそ、怯えてなんかいられない」わけで。
むしろいつも以上に、揺るがない「日常」を生きなければならない。
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某ウイルスの物理的な感染はもちろん対策は必要だし、できる限りのことはすべきなのだけれど、それ以上に危険なのは
みんな知らず知らずに感染している「情報ウイルス」のほうかもしれない。
嘘かほんとかわからない情報が錯綜し、買いだめしなきゃと躍起になって、情報に触れることで常に不安になって、ピリピリして。
その結果、周りの人を疑ったり信じられなくなったり、周りとの関わりを断とうとしたり、何か新しいものを生み出そうという気力もなくなり・・・
そうやって、じわじわと精神を蝕む「情報ウイルス」の方が、人間にとってよっぽど脅威じゃないのだろうか。
しかも厄介なのが、某ウイルスに対しては物理的に対策することはできても、情報ウイルスはつねにそこらじゅうに散らばっていて、
スマホを見ればニュースが流れ、
周りの人の会話がいやでも聞こえ、
自分が意図しなくても勝手に入り込んできてしまう可能性がある。
そこに対しては、たとえ情報ウイルスが自分の元にやってきても、
情報を取捨選択できる冷静さと、情報によって感情を振り回されないようにする器が必要になる。
いうなれば、「心の免疫力をあげる」ことが大事になってくる。
むしろ心の免疫力が下がれば物理的な免疫力も下がって、某ウイルスの思うツボなので、
たとえウイルスが自分の元にやってきたとしても平常運転でいられる・むしろ跳ね除けるくらいの(精神的な)器を作っていくのが今後一層重要になるんだと思う。
しかもこの状況で、経済構造も、社会風潮も、働き方も、生き方も、ガラッと見直さなきゃいけないタイミングにきている。
仕事もリモートワークが当たり前になって、もしかしたら通勤という概念がなくなるかもしれないし、オフィスなんかもいらなくなるかもしれない。(もちろん個人の推測だけど)
そしたら、都会の人口集中がなくなって、田舎でオンライン事業やる人とかが増えてきて、逆に地方が活性化してくるかもしれない。
そんな中で、
「さて、あなたはどう生きるんだ?」
ってのを突きつけられた時に、迷わず進む道を選択できるように、今できることを着々と、やっておかなければと思う。
怯えて、何もせずじっとしている場合じゃない。
こんな状況だからこそ、「今やれることはなんだ」と必死に考え抜いて、そこに共鳴してくれる仲間と一緒に、やっていくしかない。
だからわたしは「いつも通り」、発信し続ける。
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