2年半発信を続けてきて、少なからずブログやSNSを読んでもらえる人が増えました。
それ自体はすごく嬉しいのですが、わたしの意見をなんでも鵜呑みにして賛成されるのはちょっと違うな、と違和感を持ちました。
すべての発言には、個人的見解が含まれる。
このブログを通して「こう思う!」「こうしたい!」ってメッセージをたくさん発信しているのですが、あらゆるメッセージには「わたしの場合はこうする」という個人的見解が含まれています。
だから万人にその意見が当てはまるとは限らないし、「あんちゃがこう言ってるなら間違いない!」と鵜呑みにしてしまうのはあまりにも危険な思考です。
「わたしの場合はこうすると良いなと思ったから、○○人はこうするといいかもね〜!」というひとつの意見を述べているだけ。
その意見を聞いてどうするかは、受け取り手が判断しなければなりません。
たとえばわたしは会社を辞めてブログに専念するという決断をしましたが、それが万人に当てはまる正解だとは思いません。
実際、会社員をしながらブログをやって結果を出している人もたくさんいますし、「会社を辞めなきゃブログで結果がでない」なんてこともありません。
あくまで「わたしはこうしたよ」というひとつのサンプルとして受け取ってほしいのです。そのサンプルを見てどうするかはその人自身が決めるべきです。
権威がある人の意見は正しい!なんてことはない。
少しフォロワーが多いからといって、わたしの発言が常に誰かにとっての正解ではない。完璧な人間じゃないから失敗するときは失敗するし、間違うときは間違う(そうならないように注意はするけど)。だからひとつひとつ「自分に当てはまるかどうか」というのはその人自身で判断してほしいと思う
— あんちゃ/二拠点生活 (@annin_book) September 12, 2018
その意見が正しいかどうか、というのと影響力を持っているかどうか、というのは本来全く別の問題です。
インフルエンサーだから正しい!なんてことはありません。
その人にとっては正しいことでも、自分に当てはめてみたら違うなんてことはザラにあります。
それは誰が悪いとかいう問題ではなくて、自分のことは自分で考えて動けるかどうか、ということだと思うのです。
わたしに限らず、少なからず影響力を持つ人の発言は一見正しいと思われることが多い。だけどその人にとっては正解でも、別の人にとっては違うこともある。大事なのは、その言葉を受け取ったときに自分でちゃんと咀嚼して判断する力をつけることだと思う。
— あんちゃ/二拠点生活 (@annin_book) September 12, 2018
特に日本人は権威ある人・影響力を持つ人の立場が強く、「偉い人の意見は正しい・聞き入れるべきだ」という風潮があるように思います。
(多くの人が学校教育で「先生の言うことは聞け」と受け身の生活を送っていたのも原因だと思う)
だけどいちいちその人たちの言葉を鵜呑みにしていては、あなたの意志はどんどん失われてしまう。
- その人の言葉は、今の自分に必要なものか?
- その人の言葉はどこまで参考にすべきか?
という判断基準をぜひ自分の中で作ってほしいのです。
ちなみにこの記事を読んで「そうだそうだ!鵜呑みはよくない!」とそのまま鵜呑みにした人は注意ですよ。(笑)
「なぜそう考えるのか?」「なぜ良くないのか?」と自分で考える力をぜひつけてください。
あなたの人生はあなたの決断で動かさなければいけないのだから。