誰かの人生を変える「言葉」の磨き方。

 

美しい言葉、胸を打たれるような文章に触れると

心がゆさぶられる。魂が震える。

 

このままじゃだめだ!

と動き出すエネルギーとなってくれる。

 

わたしにとってのそれは、

師匠の言葉であった。

 

わたしもそんな言葉を綴りたいと願ったが

言葉の表現や技術を学ぶだけでは

師匠のような言葉を発することはできないと知った。

 

人の人生を変える言葉を磨くには

生き様がセットで必要なのだ。

 

なぜなら・・・

 

誰かの心を動かすには

人の苦しみを感じ

悲しみに寄り添い

悩み葛藤を共有し

歓喜を分かち合う

 

これらが必要不可欠だから。

 

人の気持ちにどこまでも寄り添い

自分ごとのように感じられない人に

どうして人に影響を与える言葉が言えようか。

(いや、言えない)

 

言葉の力を磨くなら、

日々人と触れ合うなかで

相手の気持ちを感じること。

 

表面的な情報の裏にある思いに

想像力をフル稼働させ続けること。

 

その積み重ねが、

その人の言葉の影響力となって表れる。

 

自分の気持ちばかり伝えようとしてないか?

押し付けばかりになっていないか?

 

ことごとに感じながら、言葉を発したいと思う。