今年も本当にいろんなことがありました。
昨年末から、自分の弱いところとか
ずっと逃げ続けてきたことに
向き合わざるを得ないような状況になって
毎日葛藤していましたが
今年に入ってから
次のステージに移ったような感覚がありました。
・・・
自分のみっともない姿を
誰にもさらけ出せなかった30年間でした。
強くあらねばならない
自分のケツは自分で拭かねばならない
そんな思いがずっと自分の中に埋め込まれていて
もちろん、その思いがあったから
自立できたこともたくさんあったけど
その裏側で、
人に頼りたい、甘えたい自分が
ずっと遠くに置いてけぼりにされていたのも事実で。
でも、誰よりも自分が一番、
不甲斐なくて、ポンコツな自分を知っているから
必死で取り繕ってきたけど、
「できるわたし」を周りに見せ続けるには
もう限界だってくらい、追い込まれて。
でも、余裕とか一切ない状況になったからこそ
はじめて、人前で、ぐしゃぐしゃに号泣しながら、
「ごめんなさい、もう一人では無理です」
「助けてほしいです」
って言えたし
その日々が、
過去の延長線で生きてきた「わたし」という姿を
ぶっ壊した瞬間になりました。
その「みっともないわたし」を
すべて受け止めてくれた師と、仲間がいたことで
はじめてわたしは、ポンコツな自分をまるっと受け入れられたし
「弱いまま、それでも前に進む」
ことができたのだと思います。
それから、抱えこみそうになったら
その前兆というか、
「あ、このままいったら潰れるな」というのが
だんだんわかってきて、
潰れる前に、みんなに相談できるようになってきて。
自分のことがわかってくると
今度は周りを見渡した時に、
「この人、このままいったら抱えこみそうだな」
というのが見えてきたり。
今まで、人の人生に干渉しない生き方をしてきたけど
わたし自身、周りの人がどんどん
自分の人生に踏み込んできてくれて、
ある意味、あつくるしいくらい、関わってもらったから
自分じゃ辿り着けない景色を見させてもらえて
じゃあ次は、わたしがあつくるしく、関わっていく番だなと
今年は、強く思った一年でした。
来年は、
これまでたくさんもらってきたものを、
たくさん、次の人に渡していく一年にしたいなと思います。
今年も一年、本当にお世話になりました。
それでは、良いお年を。