家族大好きあんちゃです。
最近自立できない子ども、子離れできない親が多いというニュースを聞いたんですが、私は絶対に親元を離れるべきだと思います。
学生ならまだしも社会人になっても実家に住んでいる人。今すぐ自立すべき。
親元を離れるべきたった1つの理由
私が親元を離れるべきだと思う理由はただひとつ。
自分で選択し、決断し、自分の望む人生を生きるため。
これは、実家にいる限りは、本当の意味で実現はできないと思います。
「本当の自立」に必要な3つの要素
まず自分で選択して決断できる人生を生きるためには3つの自立が必要だと思っています。
- 精神的な自立
- 経済的な自立
- 物理的な自立
精神的な自立は実家にいてもできるかもしれませんが、経済的・物理的自立は実家から出て初めてできるものです。
「家にお金入れてるし、自分で稼いでるしいいじゃん」っていう人もいますが、自分で電気代、ガス代、水道代、通信費、3食の食費・・・全部自分で払ってますか?
自分で家賃振り込んだり、住民票移したりしてますか?
親の介護などで実家にいる必要がある場合を除いて、自分の身の回りのことすべて自分で選択して、実行して、初めて本当の自立があると思うんです。
本当の自立ができて、初めて自分の足で人生を進めることができるんです。
親元を離れて、初めてありがたみがわかる
私も就職を機に実家を出ましたが、一人暮らしをして初めて「あの時の生活は恵まれていたんだな」と気付きました。
毎月家賃と光熱費を支払って、残りのお金でいくらまで食費に回せて交際費はいくらまで使えるか・・・とか細かいお金の部分を常に考えなきゃいけない。
光熱費節約したいから、もうちょっとエアコンの温度上げようとか、食器は水で洗おうかな・・とか。
こんなこと実家にいたときは一度も考えたことなかったし、その生活が当たり前だと思っていました。
でも親はこういうことをちゃんと考えて(しかも自分だけじゃなく子どものことまで!)生活していたんだなって思うと、本当にありがたいことだなって感じるんですよね。
それを実感すると親にはもっと恩返ししたいし、自分が親になるときまでにもっと生活の質を高めようって思えるんです。
もっともっと仕事もプライベートも充実できるようにがんばろうって。
親からの自立が、社会的な自立につながる
社会人で実家に住んでいる人からはよく「職場近いからさ、家から出る必要ないんだよね」と聞くんですが、正直自分のことしか考えてないなって思います。
そりゃ親も子どもが離れていくのは寂しいだろうから、「家にいていいよ」って言うかもしれません。
でもそれにいつまでも甘えていたら、お互いが依存するようになってしまう。どんなに実家にいながら自立しようとも、心のどこかでお互い甘えたい部分がでてくるはずです。
よく実家に住んでいる社会人から「やりたいことがあるけど親に反対される」と相談されることがあります。
わたしからすると、「そりゃ親の管理下にある場所に住んでいるんだから、親が口を出したくなるのは自然なことだろ」と思います。
そういう人こそ、今すぐ実家を出て自分で生計を立てながら好きなことにチャレンジするべきじゃないでしょうか。あなたはもうひとりの大人です。親の言うことを聞く必要もないし、親の管理下にいる必要もない。
すべて自分で決断してやりたいことにチャレンジしてください。
親の望む人生を生きるな
わたしの大好きなホリエモンの『ゼロ』という本にグっとくる一言が書いてありました。
”親の望む人生を生きるな。自分の望む人生を生きろ”、と。
自分の進む道は、親の意見や要望を聞く必要はないはず。自分の人生であって親の人生ではないから。
確かに自立することは寂しいし、孤独を味わうこともある。苦しい状況に追い込まれることだってある。けど、それを受け入れて乗り越えることができて強くなるんじゃないでしょうか。
もちろん実家で幸せに暮らす人は、それに納得しているのなら問題ありません。でも、実家が息苦しいとか親の目が気になる・・・と思いながらまだ実家にいるのであれば、今すぐにでもその環境を変えるべきです。
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