歩く下ネタことあんちゃです。
大学生の頃に地元のネットカフェでバイトしていたのですが、繁華街という場所にあったこともあり、
本当にいろんな事件に遭遇しました。
おかげさまで、ちょっとやそっとじゃヘコたれない強靭なメンタルを手に入れました。ネットカフェのバイトが楽かどうかと言われると、まあある意味では楽ですが、一般的な価値観を持つ人からすればかなり修羅の世界です。
これから書く珍事件に耐えられる方にとっては、この上なくラクなバイトでしょう。
ってわけで今回はネットカフェのバイトで遭遇した、3つの事件をご紹介。
(※比較的健全なものを選定しました。やばめなものは公の場では書けないので直接聞いてね)
>>ネットカフェバイトで実際に遭遇した最恐ゲス珍事件ベスト3
ネットカフェバイトのクソゲス珍事件3選
事件簿1:甘い吐息のラブコール
出勤中にかかってきた1本の電話。
おそらく中年くらいの男性の声。
名前はわからないので【ドゥフ男】とする。
あんちゃ:「お電話ありがとうございます。○○店のあんちゃ(仮名)がお受けします」
ドゥフ男:『あ・・・もしもし・・・えっとぉ、、ちょっと聞きたいんですけどぉ』
あんちゃ:「はい、なんでしょう」
ドゥフ男:『あっ、えっと・・あんちゃさんはぁ・・・ドゥフフフン』
あんちゃ:「?????」
ドゥフ男:『あんちゃさん・・ドゥッフ・・・へへっ』
あんちゃ:「」
これが1時間に3回かかってきた。
3回目に店長♂に代わってもらったところ、一瞬で電話が切れた。
どうやら相当わたしのファンだったようだ。
後に他の女性スタッフが出たときにも同じ奴が電話をかけてきたらしく、パンツの色や卑猥な質問を投げかけてきたらしい。
電話機が古くて相手の電話番号が特定できなかったので
もし常連のお客さんとかだったら、結構コワイ。
事件簿2:新世界の神との遭遇
平日の夜、
カウンターで受け付けをしていたときのこと。
(なんか視線感じる・・・・)
眉毛の濃い男(自称:新世界の神)がこっちを見ている。
3分ほど見つめ合ったあと、神はおもむろに店内へ入ってくる。
神:『ここは新世界への入り口です。僕は新世界の神です。』
あんちゃ:「はぁ」
神:『ちょっと待って下さい、いま召喚します』
あんちゃ:「はい」
・・・。
召喚しているあいだに他のお客さんが来たので対応していたところ
どうやら召喚が終わったらしくそのまま帰っていった。
それにしてもアレが新世界の神だと言うのなら、彼はデス●ートのキラだったのかもしれない。
ということは、キラは実はあんなに眉毛が濃かったということか。
マンガの方は前髪で隠れて見えてなかったから、盲点であった。
事件簿3:センテンススプリング!どろぬま三角関係
土日の混み合っている時間帯、
突如ものすごい形相で女性が駆け込んできた。
女:『くぁwせdrftgyふじこlp』
なにを叫んでいるのかわからない。
女:『タケオ(仮名)って奴がいま店の中にいるでしょ?!』
あんちゃ:「お客様の個人情報はお答えできません」
女:『ンギギィ!ちょっとくらいいいでしょ!!』
そこへバッタリ顔の青ざめた男性が現れる。
おそらくタケオ。
隣には腕を組んだ別の女性が。
女:『タケオォォォオ”オ”オ”!!!!!!』
その形相はまるで千と千尋の”湯婆婆”だった。
子どもの頃、母と一緒に映画を観に行った光景が鮮明に思い出された。
なぜこの状況になったのかは全く不明だが、
ひとまず他のお客さんの迷惑になるので
修羅場は店の外で繰り広げてもらうことにした。
結局、湯婆婆とタケオと一般女性は、タケオを真ん中にはさんで夜の街へ消えていった。
ネットカフェのバイトで学んだこと
この世には理不尽なことがたくさんあるのだ。
あのとき理不尽な思いをしたことも、
いまとなってはこうして笑い話にできる。
そうやって受け止めながら生きていく。
クレイジーなお客さんたちのおかげで、わたしは人生の教訓を得ることができた。
本当に感謝している。
▼第2弾も書きました。こっちは更に過激度アップです
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