突然ですが、なにかに挑戦したいと思っても、結局やらずに挫けてしまう経験とかないですか?
新しいことにチャレンジするって労力もかかるし、できるかどうかもわからないし自信が持てないと一歩踏み出せないですよね。。。わたしもずっとそんな感じで20年以上生きてきました。
「次こそは」といってほとんどの人が何も変わらない
- 「今度こそ痩せる!」
- 「次こそ英語の勉強をしてスキルアップする!」
- 「今よりもっと良い人生にする!」
そうやって意気込んでいる人は本当にたくさんいます。でも、ほとんどの人が具体的なアクションをしないまま変化なく終わってしまう。
なんでだと思います?
「それをやらなくても人生はそんなに悪くはならないから」です。
痩せなくても別に悪いことは起こらないし、英語ができなくても生活はできてしまうから。
だからみんな「やっぱりいいや」といって毎年同じように1年を終えてしまう。
でもそのままじゃ、一生良くもならないんですよね。
仕事もプライベートも何もかも劇的に変わった私の人生
こんな偉そうに言ってますが、わたしも年が明けるたびに
「今年こそは仕事で成果残すぞ!」
「もっと圧倒的に結果出すぞ」
と思ってきた人間でした。
でも、日々の生活はたいして変わらなかったし大きな成果も残せなかった。
でもわたしは2016年、あるときを境に本気で決断し、行動した1年でした。
その結果なにが起きたかというと、丸2年勤めた会社員を辞め、文章で飯を食う決意をして独立をしました。
仕事もライフスタイルも180度変わり、自分がやりたいと思った仕事をして、自分が働きたいと思う場所で働く。「好きな場所で好きな人と好きなことをする」という理想の生き方を実現することができたんです。
ここでの要因は何だったのか。
もちろんいろんな要素はありますが、その中でも
「セルフイメージ(=自分自身に対する思い込み)」
を持てたのが大きかったと思います。
小さな経験の積み重ねで「自分はできる」というポジティブな思い込みと自信をつけ、自分の感情と行動を他人の無責任な意見に左右されず「自分でコントロールする力(セルフコントロール)」をつけることができたから。
いつも何かにチャレンジしようとして挫けてしまう人は、この「セルフイメージ」が低く、「セルフコントロール力」を鍛えてないのが原因だと思うんです。
よく、何をやらせてもうまくいく人っていますよね。仕事も遊びも全部うまくやれる人。
そういう人はセルフイメージが高く、自信があり、自分の感情と行動をコントロールできているから何でもうまくこなせるんですよ。単にテクニックやスキルがあるからじゃないんです。
名著「自分を不幸にしない13の習慣」が本質を突いていた
「セルフイメージ」や「セルフコントロール」についての説明が今までなかなか言語化できなかった私にとって、すごく本質を突いているなぁと感じたのがこの本です。
- 自分の中の”無意識”が、なぜ自分の行動や人生に影響を与えるのか?
- どうやったら自分の意志や行動をコントロールできるのか?
- 日常的にどんなことから取り組めばいいのか?
ってボンヤリした部分が実際の実験や具体例から論理的に書かれていて、めちゃくちゃ興味深い内容でした。
「セルフイメージが人生を変える!」とだけ言うと胡散臭い感じがしますが、これはちゃんと根拠あっての事実で、オリンピック選手やスポーツ選手などもよくメンタルトレーニングでやってたりするものです。
ちなみにこの本は「ダイレクト出版」という、書店に本を出さない出版社なんですが、書店に出回っていないのに本のクオリティはとても高く満足度が高いです。
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ひとは「自分自身に対する思い込みやイメージ」で行動する
この本は「人がいかに現実を見ずに自分の思い込みやイメージで行動しているか」がほんとによくわかります。
「セルフイメージ」とは自分自身に対して持っている意見、思い込みのことなんですが、人はこのセルフイメージに沿って行動します。
「自分は人見知りだ」というセルフイメージを持っていたら、初対面の人と話すのに緊張するし、
「自分にダイエットなんてどうせ無理だ」というセルフイメージを持っていたら、どんなに形だけダイエットしようとも痩せられない。
自分は人見知りだと思ってるのにいきなり社交的になるわけないし、無理だと思ってるのに急に痩せられるなんてことはありえないからです。
こういうマインド的な話をすると「うさんくさい」とか思う人もいるかもしれないけど、そういう人は「こんなのうさんくさいから役に立たない」という思い込みを持っているので本当に役に立たないと思います。
役に立つか立たないかは自分の捉え方次第ってことです。
他人に振り回されるな。自分をコントロールしろ
わたしはこの本を読む前に自分の実現したいライフスタイルになることができましたが、今振り返ればこの本に書かれていることを無意識のうちに実践してきていたから実現できたなぁと断言できます。
本の中にも書いてありますが、みんな「他人の無責任な意見に左右されすぎる」んです。
顔も知らないような人に批判され、それを真に受けて「自分はダメなんだ」とネガティヴなセルフイメージを作り上げてしまう。
一番自分の人生に影響を与える存在である自分自身が、「私は何をやってもダメだ」なんて思ってたら、本当にダメになるんです。
「自分にできるわけない」って思ったら絶対にできないんです。
まずその自分自身に対する思い込みを変えることから始めましょうよ。
そして感情や行動を他人の意見に左右されないコントロール力を身につけてほしい。
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