「仕事だるいからさっさと帰りたい!」「早く土日になれ!」
会社員やってると散々耳にするこのセリフ。みなさんもそう感じているから、いまこの記事を読まれていると思います。
ただ、こんなことを思いながら平日を過ごすのって、一生戻ってこない貴重な人生の時間を「早く過ぎろ!」と言っているのと同じです。
要するに、「早く寿命縮まれ!」と同義なのです。
土日が待ち遠しい人は平日を無駄にしている
Wantedlyという企業のCEOである仲暁子さんが、あるイベントでこう話していました。
”早く金曜日になってほしいと願うことは、早く寿命よ縮んでくれ”
と同じ意味だと。
時間とは、土日も平日も関係なく同じ価値です。
だから早く土日になれって思うのは、その分の平日の時間を捨ててるのと同じ。
1回きりの、貴重な人生の時間を、「早く過ぎてくれ」って思いながら過ごすのって、実はすごく悲しいことです。
そもそも、なぜ多くの人が「だるい、早く帰りたい」と思ってしまうのでしょうか?
そのひとつの原因として、ただ「食っていくため、金のためだけ」の仕事として働いているから、そこにやりがいや生きがいを感じずらくなっているのかもしれません。
食っていくためだけの「ライスワーク」はしんどい
以前「つまなそうに働いて土日を待ちわびている人はライスワークをしていて、楽しそうに働いてる人はライフワークをしている」という話を聞きました。
”ライス”ワーク=食べるため、生きるための仕事。
”ライフ”ワーク=その人の人生をかけた仕事。生きがいを感じる仕事。
あなたが今やっている仕事はどちらですか?お金のためだけに、土日を待ちわびて嫌々働いてますか?それとも、心からやりがいや楽しさを感じながら仕事していますか?
働き始めの20代の人は特に「まだ仕事し始めたばかりだからそんなのわからん!」って思いますよね。
でもその「わからん」の状態、これからやってくる毎日の忙しさにまみれてそのままにしておくと、数年後もずっとライスワークのままになっちゃうかもしれません。
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社会人になってしばらく経った人も、「そりゃ仕事なんだから食うために働くのは当たり前だろ」って思うかもしれません。
でも、その目的だけで仕事をするのはあまりにも「働きがい」がないんですよ。「食うために仕方なくやる」って思っちゃうから、「仕事をどう楽しくこなすか、工夫してやるか」を考えられなくなるんです。
仕事は向き合い方によって、もっと自分の生きがいや喜びに繋がったり、充実感に影響を与える可能性だってあります。
要するにその仕事がライスワークからライフワークになったら、もっと平日を楽しく過ごせるんじゃないかなと思うんです。
平日を無駄にしないために
じゃあどうすればライフワークができるのか?それは単に転職するしないの問題じゃないと思います。
まずは、そもそも自分が何に・どういう瞬間に”ワクワク”するのかを考える。
たとえばわたしなら
- 常に新しいことにチャレンジすること
- 人と協力して課題を達成すること
とか。自分の過去のできごとからぜひ掘り返してみてください。
その次に今の状況でどうすればその”ワクワク”を実現できるかを考える。
たとえば
- 今までやってた事務作業を新しいやり方で効率化を考えてみる
- 一人でやってた作業をチームや先輩に相談しながら進める
とか。
どうやってもワクワクしないのであればそこで初めて転職を考える。
ただやみくもに仕事を辞めても、新しい職場でまた同じ気持ちになる可能性が高いです。(もちろんブラックな職場だったら逃げるのが最優先ですが)
自分の工夫次第で、ライスワークはいつでもライフワークになるはずなんですよね。
そうやって工夫できるようになれば少なくとも日曜日の夜にサザエさん症候群にならないはず。
たしかに土日も楽しいけど、それと同じくらい平日も全力で楽しめたら、貴重な人生の時間を無駄なく過ごせるようになると思います。
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