自分のためにお金を稼いでも、
嬉しいのはいっときだけ。
自分のために勉強しても、
楽しいのは一瞬だけ。
自分の欲求を満たしても、
最後は虚しさが残るだけ。
誰かに届けたい。
誰かに伝えたい。
誰かに喜んでほしい。
心からそう思った時に、
歓喜の次元が変わるのだと思う。
(そしてなにより、自分のためだと続かないことが
人のためなら頑張れるという不思議。)
そうして自分のやったことが
誰かの胸に届いて
その人の人生に影響を与えたとき
その人もまた
受け取ったバトンを
次なる人に届ける旅にでる。
誰かのためにやったことは
世界を循環していく。
自分が得するためにやったことは
自分が死んだらそれで終わり。
「別にそれでいいじゃん」って人も
確かにいるだろう。
(むしろそういう人のほうが多いのかも)
でも、いつか終わりゆく人生の過程を
少しでも心があったまる道をゆくのなら
まわりの人に捧げる生き方を
わたしは選びたいと思う。