金稼ぎの本意、そして、命の燃やし方について。

 

ブログで生計を立て始めた時はとにかくお金を稼ぐのに必死で、オモテではキレイゴト言ってたけど、裏ではいつもお金のことばかり考えてた。

でも、別に生活できないわけではなかった。

なんで、そこまでお金に執着していたのだろう?

 

今思えば、、

 

命を燃やせるものを探していたんだと思う。

 

 

何かに、このわたしの内側から溢れ出る生命のエネルギーをぶつけたかった。

 

一日一日を生ききってみたかった。

 

無心で、無我夢中で人生を捧げられるものに出会いたかった。

 

それがたまたま、一般的に、誰の目にも明らかな形で目に見える〝お金〟というものにとりあえず飛びついただけのことだと。

 

 

はじめのうちは良かったが、

目的なくただひたすらお金を稼ぐことに、虚しさを覚えた。

 

お金のために、受けたくない仕事も受けた。

言いたくないことも言った。

 

これくらいやっとけば報酬分にはなるよねと

日に日に仕事は妥協の産物となった。

 

命を燃やしたくて発信を始めたのに

誰かの希望になりたくて文章を書いていたはずなのに

気づけば省エネで、成果のためだけに生きている

 

数字の奴隷

お金の亡者

 

となった自分をかえりみて心底嫌気がさした。

 

では、わたしは何に命をかけるのか?

残りの人生を何に捧げるのか?

 

その問いが、ずっと心の奥にあったように思う

 

 

その後はご存じのとおり

ゆにわの仲間と出会い、恩師と出会い、

 

コーヒー嫌いのわたしが一夜にして惚れた

シロフクコーヒーで働かせてもらうことになって

 

本気で目の前の現実から世の中を変えようとしてる人たちがいて

誰かのために必死で動いている人たちがいて

 

久々に心がふつふつと熱くなっているのを感じた。

 

 

これまでのわたしの生き方が

いかに自分のことしか考えていなかったかを思い知った。

 

自己の保身をすればするほど、心が冷めていくんだということに

気づかせてもらった。

 

 

「あー、お金を稼ぐほど虚しくなったのは

 〝誰のために?〟

 が無かったからなんだ」

 

とハッキリ自覚した。

 

 

自分のためだけにお金を稼ぐのは、

本当の人生を歩むための入り口でしかない。

 

自分のためだけに夢を叶えるのは、

一時的な満足でしかない。

 

命を燃やす生き方というのは

いつだって

 

〝誰かのため〟

 

に動いているとき、なのだろう。

 

 

 

(『鬼滅の刃』の煉獄さんが、若き者たちのために散ってゆくときに、〝心を燃やせ〟と言ってたね)

 

 

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執筆屋あんちゃ
執筆屋です。意識高い人生哲学から下ネタまで幅広く。 大阪の珈琲屋「シロフクコーヒー」のバリスタ▶︎系列店「ゆにわマートオンライン」に最近異動しました。最近はよくインスタにいます。

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