(写真は、演劇メイク中のワイ。)
年末の一大イベントであるセミナーを終えて。
数ヶ月練習してきた雅楽の新曲と、今回は古事記・ホツマツタエの神話を再現するという演劇の舞台でも登場させてもらいました。
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人は、忙しさに追われて
余裕がなくなったときに
その人の本質が見えてくるな、と思います。
わたし自身も、本番を迎えるまでに
たくさんの弱い自分が出てきて
肉体的なしんどさに負けそうになったり
自分の都合を優先してしまったり
思ったことを言わなかったり
追い詰められたときに
「過去の延長線の私」が出てきて
「未来で待っているわたし」との間で
ゆらゆら揺れ動いていて
負けてしまう日もありましたが
それでも、これは今まさに
脱皮のタイミングなんだと思って
なんとか、歯をくいしばって、
雅楽も、演劇も、終えられました。
ほんと、自分だけでは何一つ成し遂げられなかった。
自分の力だけでやろうとしたときに
全部うまくいかなくなって
「助けて」と言わざるを得ない状況になって。
今までずっと人に頼れなかった過去のわたしと
決別する時がきた、と
いつも喉元でぐっと抑えこんできた言葉を
ようやく、発することができました。
ここからまた始まりなんだなって思います。