あんちゃです。
シロフクコーヒーでバリスタ修行をはじめてから、丸2年が経ちました。早いですね~。
入った当初は、「ドリップコーヒーって豆から挽くんですね」ってマジで言ってたくらい、コーヒーの「こ」の字も知らなくて、なんならシロフクに出会うまでコーヒー嫌いだったから無知の極みって感じでしたが、、、
今はコーヒーも大好きになって、仲間も増えて、後輩に偉そうに教える日々が続いております。
コーヒーもだいぶ安定して淹れられるようになりましたが、最初からうまくいったわけではもちろん無くて、「そんな間違い方する?」みたいなミスを散々繰り返して、ようやくまともになっていきました。
けど、ただ苦い飲み物を出せばいいってもんじゃなくて、
例えばこれまでの人生で全くコーヒー飲めなかった人がゴクゴク飲めたりとか、「なんか気持ちまで温まったな」て思ってもらったりとか、その人の人生の良き記憶の一部として刻まれるような一杯を出すのが「大前提」で。
そこに行き着くには、ただ考えなしにお湯を粉にドバッと注ぐだけではたどり着かない場所があるわけです。
シロフクコーヒーはその次元を目指しているし、
そのお湯一滴一滴に、どんな思いを乗せて、どんな姿勢で淹れるのか。
ひたすらそれを試行錯誤して、淹れていました。
まぁでも最初なんて右も左もわからんですから、「コーヒー風味のお湯」が出来上がってしまったことも一度や二度ではありませんでした。笑
毎日やってもやってもうまくいかない。
ちょっと美味しくなったかな?と思えば次の日は死ぬほどまずくなったりする。そんな日が続くと、当然凹みますよね。(´・ω・`)
店長の古閑さんから教わる中でも、「成長とは必ずしも直線的じゃない」と言われたことがありました。
うまくいったかと思えばその後転んで、ジグザグの曲線を描きながらも、ほんのちょっとずつ、上がっていく。
だから、、
「できたモノ(結果)に対して、一喜一憂するな」、と。
そうやって行ったり来たりしながらみんな進むもんなんだから、いちいち落ち込んだり、悲しんだりしない。
もちろん、できなかった部分に対しての振り返りや反省はすればいい。
でも、目に見える結果だけに囚われて、感情を振り回されるな、と。
うまくいかんかったら、「じゃあ次はここをこう変えてやってみようかな」と、受け止めて、前を向けばいいわけですね。
その日々の挑戦は、目に見えない部分、形にはならない部分でじわじわと蓄積されて、ある時パッと花が咲いたりする。
天気にも、晴れの日があればどしゃ降りの日もあって、雨の日は雨の日なりの過ごし方があるわけで、
うまくいかない時期も、それはそれで「貴重な経験だ」と味わいながら、過ごせるようになったらいいですよね。
(まぁ渦中にいる時はそんな余裕一切ないけど。笑)
というわけで、師走にかけてどんどん忙しくなりますが、このワタワタ感も楽しんでいきたいと思います。