「YouTubeを”つい”見てたら、知らん間に3時間経ってた・・・」
「SNS眺めてたら、なんか起き上がる気が失せた・・・」
・・・なんてことは誰しも経験があるのではないかなと思うのですが。
(そんな経験が無いぜという人は、相当強靭なメンタルをお持ちの方です。この記事は読まなくていいですw)
わたしも幾度となくYouTube神に莫大な時間を捧げ、その後の罪悪感に襲われてきたタイプの人間ですが・・
なぜ、人は”つい”ダラダラと動画やSNSを見てしまうのでしょうか?
結論から言えば・・・
「”つい”見てしまうように仕向けられてるから」です(単純)
情報発信をはじめて約5年。
コピーライティングを学んだり、行動心理学をかじってみたり、人はどういう動機で行動するのか?ということをちょろっと勉強するとすごく実感するのが、
YouTubeのタイトルやサムネイルの文字は
「人間の本能的な欲求を過度に刺激するようにできている」
ということです。
ここでいう本能的欲求とは、、
- お金ほしい
- モテたい
- 人に認められたい、愛されたい
といった、自分を守ったり、子孫を残すために元々備わってる欲求のことを言っています。
発信者側からすれば、チャンネル登録や動画の再生数を伸ばしたいわけですから、当然たくさんの人が”つい”クリックしたくなるように、あれこれ工夫します。
となると、誰しもが持っている欲求を駆り立てるようなタイトルになっていくのです。
別にこれが良いとか悪いとかではなく、
このことを自覚せず、無防備に情報を浴びれば浴びるほど、どんどん欲求が刺激されて、歯止めが効かなくなる(コントロールできなくなる)んですよね。
別に見たくて仕方ない、ってわけじゃないのに、手が勝手に次へ次へとタップしてしまう・・・
そろそろ止めなきゃいけないのはわかってるのにやめられない・・・
わたしは、この現象を「ハッキングされてる」って言ってるのですが(笑)
よく電車とかで永遠とスマホでYouTube眺めてる人の表情とか見ると、たまに生気を失ったような、うつろな目で画面を見ている人がいますよね。
あの状態は、理性ではもう制御ができなくなって、ハッキングされていると思います。
(わたし自身も経験ありますが、ハッキングされてると、全く自覚なく、ずっと画面を見続けるので、ふと気づくと1時間とか平気で経ってるんすよね・・・)
ついでに、欲求を刺激されて動画を見続けることで、エネルギーが発散され、何も動いてないのに、動画を見れば見るほどなぜかどっと疲れたような感じになります。
(ほんと何も良いことがない・・・・・・)
ちなみに、本能的な欲求自体が悪いと言ってるわけではありません。
その欲求をコントロールできなくなって、バーチャル空間に支配され、生気を吸い取られることで、
本来別のことに注ぐべきだったエネルギーを浪費してしまったり、もっと有意義に過ごせたはずの時間を潰してしまうのは、非常にもったいないよね、ということです。
だから、まずネットの情報に触れるときは、わたしは以下のことを徹底するようになりました。
- 目的をもって使う(なぜその動画をみるのか?なぜSNSを開く必要がある?)
- ハッキングされなくなるまでのリハビリとして、通知を全部オフにして、YouTubeと SNSのアプリをスマホから消した(PCでしか見れないようにした)
- 「無意味な暇時間」=ハッキングされる隙をつくらない。バリバリ働く。(これ大事)
ただなんとなーくスマホを開いて、なんとなーくアプリ起動して、なんとなーく動画やSNSを眺めるのが一番無防備で危険なんですよね。。
正直、なんの目的もなくYouTube見てても、幸せで前向きな気持ちには全くならないので(笑)、
まずそのクセを辞めるとこから始めたら、本当に1日が濃く、楽しくなりました。
人間は人間らしく、本能の奴隷になるのではなく、本能を従える生き方をしたいですね( ˘ω˘ )
そして、発信者たるもの、ただ受け手の欲を刺激して終わりではなく、その先に新しい気づきがあったりとか、前向きにアクションするきっかけを与える存在でありたいなと思います。
それではこのへんで。
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