情報発信している人なら誰しも一度は通る道である「SEO」ですが。
ゼロから発信をはじめた素人が、SEO”だけ”で成果を出すには厳しい時代になってきたなぁと思います。(前々から言われてたことでもあるけど)
なぜかというと・・・
質の良いコンテンツが当たり前の時代になった
少し前の時代・・・
わたしがブログを始めた4〜5年前くらいまでは、まだそんなに個人で発信する人も少なく、キュレーションメディアも少ない時代だったので、読者の役に立つような有益な情報を載せた記事であれば、わりとグーグル検索で上位にあげることも珍しくはありませんでした。
(いや、もはや有益じゃなくても上位になってた。笑)
その後、どんどん「個の発信」が注目され、質の高いブログを書く人が爆発的に増え、
凄腕アフィリエイターも続出し、
莫大な資金力を持ったキュレーションメディアが台頭し、
SEO市場は群雄割拠となり、「メディア戦国時代」が到来しました(勝手に命名)
しかし・・・
SEOノウハウを追いかけすぎたキュレーションメディアが、自社の利益を追い求めるあまり劣悪な記事を量産しはじめたことによって、グーグル先生の鉄槌がおりました。
それによって、
- コンテンツの質が良いのは大前提
- 情報の責任の所在(誰が責任をとるのかを明確にする)
- メディアの権威性(社会的信用があるか)
といった点が評価されるようになり、
グーグルもしょっちゅうアルゴリズムを変えたりして、個々のメディアは振り回され、数百万稼いでたメディアが一夜にして0円になった・・・なんて事例も頻繁に起こるようになりました。
その後も、グーグルは検索結果にYouTubeやTwitterを表示させるようになったり、
検索結果のトップにすぐ求めてる答えが出るような仕様になったり、
常にSEO市場は変化しつづけている、という状態です。
まぁ、SEOに関してわたしはそんなに知らないので、詳細は専門家に譲るとして。
今や個人法人問わず、メディアを持って発信するのは当たり前の時代になり、「良質なコンテンツ」を生み出すことが大前提となっている状況においては
資金力もなければ最新ノウハウも持ち合わせていないゼロから発信を始める素人にとっては、SEO”だけ”で食っていくのは至難の技です。
たぶん相当な労力と時間がかかる。(それでも覚悟のある人はやったらいいけど)
たしかにSEOを勉強することは、ユーザー心理の理解にもつながるし、絶対に学んでおいて損はないのですが、そこだけに頼るのはリスクが高いということです。
じゃあ、今から発信を始める人はどうすりゃええの?という話ですが、わたしが以前から言ってるのは、「三刀流の発信をする」ってことです。
三刀流の発信
要は
「ブログも、YouTubeも、SNSも、いろんな媒体で発信して、人を呼び込む」
ってことなんですが
それぞれの媒体から来てくれた人たちを、また別の媒体にも訪れてもらうような、人の流れが循環するような発信をするのがいいんじゃないかなと思ってます。
現にあんちゃは
- ブログ
- YouTube
- Twitter、インスタ、FB
- LINE@
といろんな媒体で発信していますが、
YouTubeから来てくれた人がブログを読んでくれるようになったり
Twitterから来てくれた人がインスタで繋がってくれたりして
いろんなところでわたしの発信に触れてくれてるんですよね。
(もちろん、グーグル検索からブログを見つけて、SNSで繋がる人もたくさんいます)
そうやっていろんな面からあんちゃのことを知ってもらって、何かしら共感してくれたり、おなじ思いを持つ人が現れたら、読者と長期的な関係を築くことができます。
ついでに、どれかの媒体が消し飛んでも、他の媒体があるのでリスクも減ります( ˘ω˘ )
その中でSEOも勉強して、地道にやればいいと思うんですよね。
個人のブランドを確立する
SEO全盛期時代は「何を書くか」が重要でした。
有益な情報さえ書いていれば、誰が発信してるかなんて関係なかったから。
だけど、三刀流の発信をするにあたっては「誰が書くか」が重要です。
質の高い情報が無料で転がってるのが当たり前になった時代で、情報そのものに価値は無くなってきました。
だから、発信の価値は「情報」ではなく、「人」にうつったのです。
ということは、その人自身に魅力がなければ、人は集まらないということです。
小手先のテクニック”だけ”では通用しないのが、これからの時代の発信だと思います。
「この人だからこそ見たい・読みたい」
「この人にしか書けない」
という、「個人のブランド」ができたら、たとえグーグル検索が崩壊しても、ブログが吹っ飛んでも、いくらでもやり直せるし、長続きします。
個人のブランドを作るには、その人にしか語れないもの・・・
- エピソードやストーリー
- 自らの経験から得た教訓
- 一貫した理念や志(=内面の想い)
これらが必要不可欠なんですね。
こういう部分を軸にすると、誰にもパクられることなく、その人自身にも信頼が蓄積されて、読者との絆も深まっていく。
で、読者からの信頼が集まったら、結果的にSEOの評価も上がってくるんですよね。
(グーグルも、”誰が書いてるか”を大事にしてるし、読者が求めるものを表示させたいと思ってるから)
とまぁこんな感じで、
SEOも勉強したらいいけど、そこに頼るだけではリスクが高いよって話と
いろんな媒体で発信しながら、自分自身の魅力を磨いて、読者と信頼を築いていこう
って話をしました。
書き出したら止まらなくなるので、続きはLINEコラムでどうぞ。笑
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