大半の人は、お金が必要だから貯めるのではなく、不安だから貯めている。

 

先日、FXトレーダーの知人からこんな話を聞きました。

「お金に執着しすぎて、たとえ1億稼いでも、それを失う恐怖に駆られてパソコンのトレード画面から1日中離れられない人がたくさんいる。
ご飯を食べる時も、家族と過ごす時も、常に画面をチェックしないと気が済まなくて、画面を見ない時間の心のザワザワ感に耐えられなくなる」

と。

 

タイトルにも書いたように、世の中の多くの人は、お金が必要だから貯めるのではなく、不安だから貯めているのではないか、という話をちょうどしてたところだったんですね。

 

不安を埋めるためにお金稼いだり貯めたりするのは、まずそのお金に対するネガティブな執着や漠然とした恐怖を乗り越えない限り、たとえ何百万、何千万稼いだり貯めたりしても不安はなくならなくて。

 

冒頭のトレーダーのエピソードはまさに

「不安だからお金を稼いでいる」

代表的な例だなぁと思うわけです。

 

 

なぜこんな話をするかというと、昔のわたしもその典型的な例の一人だったからです( ˘ω˘ )笑

 

独立したての金欠時代には、

「月収100万あったらもうお金に困らんし幸せいっぱいやろ〜!」

と思って、それを目標にビジネス頑張ったんだけど

いざその目標を達成したときに感じたのは一時的な幸福感と「その売上が落ちる恐怖」でした。

 

 

だから、

その次は150万いけば安心かも・・・

200万いけば・・・

とキリがない数字伸ばしゲームのドツボにハマって。

 

人間としての器が未熟だったのもあって、感情がお金に支配されていたわけです(´・ω・`)

 

▼そこら辺の話は、以下の記事に赤裸々に書いておりますw

関連記事: 月収100万円ほどのお金があっても私が幸せじゃなかった理由。

 

 

その後、周りの仲間やメンターに「お前が見据えるものはそんな目先の数字だけじゃないだろ!」と目を醒まさせてもらい(笑)、

「大事なのは、目の前のお金を稼ぐと同時に、必要なときにいつでもお金を稼げる器になることだ」

と気付いたんですよね。

 

そこからいちいちお金に左右される生き方を改めようと思って、どうにか今は売上がバーンと落ちたときも、逆に跳ね上がったときも、感情があまりブレなくなりました。(仲間の精神的な支えも大きいです。ほんとに)

 

お金を稼いだり貯めたりすることの裏側には、常に自分の弱さと向き合うこともセットなのだという意識を持つことは、かなり大切かもしれません。

 

みずからの抱く漠然とした不安と恐怖から逃れるためにお金を手に入れても、その不安は増大するばかりなので根本的解決にはならない。

 

そういえばこれって恋愛と一緒ですね。みずからの漠然とした孤独感を埋めるために恋人を作っても、恋人といない時間の孤独感はむしろ増大するというアレと一緒ですよコレ。(経験済→上京の孤独を男で埋めていたときの話

 

お金を扱うのと同時に、精神的な豊かさをも磨く生き方をしたいものですね(`・ω・)

 

 

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関連記事:本当の自由とは、「縛られている」と思う気持ちから解放されることだ

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執筆屋あんちゃ
執筆屋です。意識高い人生哲学から下ネタまで幅広く。 大阪の珈琲屋「シロフクコーヒー」のバリスタ▶︎系列店「ゆにわマートオンライン」に最近異動しました。最近はよくインスタにいます。

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