執筆屋あんちゃです。
毎年恒例で年末に1年を振り返る記事を書いてるので、今年ももれなく振り返ってみます(p*・ω・)p
2019年はですね、会社を辞めて独立した2016年並みに激変した年でした・・・!
春には新しくオンライン講座・コミュニティをスタートし、
夏にはほぼ家に帰らないレベルで全国各地飛び回ってイベントしたり
秋は北海道から関西に引っ越して珈琲屋の修行をスタートし
冬はひたすたコーヒーと執筆業に向き合う・・・
いやまさかね自分がバリスタになるなんて昨年は一ミリも思ってませんでした。(笑)
全く予測できない人生って面白いなって思うんで、たまには自分の価値基準じゃなくて、人の誘いに乗ってみたり、無茶振りに答えてみるのも面白いですね。(もちろん”誰の”誘いに乗るかはめっちゃ重要ですが)
昨年は、「葛藤」の一年でした。
2016年に独立したあと、好きなことを仕事にして目標としていた生き方を実現して幸せなはずだったのに、
昨年からどこか停滞感が拭えず無気力になって、毎日昼過ぎに起きてバチェラーを観る・・・というクソみたいな生活を送り(笑)、
自分では解決の糸口を見つけられず、先の見えないトンネルでさまよっていたような感覚でした。
ずっと一人でどうすればいいかと悶々と考えてたんですけど、一人きりで考えてスッキリ解決することってないんですよね。(笑)
誰かと話す中でヒントを見つけたり、信頼できる人に相談したりするなかで動きながら糸口って見えてくるもので、
当時のわたしは「全部一人でどうにかしなきゃいけない」という思い込みにとらわれ、誰にもその葛藤を打ち明けられませんでした。
友人はたくさんいたはずなのに、自分の一番奥底にある苦しみは、誰にも話せなかったのです。
それが結果的に、言いようのない孤独感や停滞を招いていたわけなんですよね(´・ω・`)
そして今年は、その自分の弱さと向き合う一年となりました。
自分に弱さに向き合った2019年。
今年一年を一言で表すと、
「自分の弱さと向き合う=人と向き合う」
でした。
今までの人生でずっと避けてきたことと、ついに向き合うタイミングが来たのです。
トンネルを抜け出すには、どうしても自分の弱さと向き合わなければなりませんでした。
その最初の突破口となったのが、今年オンライン講座を一緒にやっていた、経営コンサルタントのイチハヤさんでした。
昨年わたしが病んでいたときに、一番突っ込んで相談に乗ってくれた人です。
もともとわたしが以前やってたオンラインサロンに参加してくれてたのが最初のつながりだったんですが、
イチハヤさんの第一印象としてはあんまり良いものではなく、「なんか毒舌でひねくれてて性格悪そう」でした。(失礼)
ですが、わたしが昨年迷子になってたときに
「今のあんちゃは、本来持ってる魅力がでてないと思う」
と、長文の客観的な分析とともに一刀両断されまして。(笑)
正直、フリーランスでずっと一人で仕事してきてそんなふうに本気で指摘してくれたり相談乗ってくれる人って全くいませんでした。
それはわたしが人と距離を置いてたからというのもあるし、なまじ成果を出していた時期だったんで天狗になって人の意見をフル無視してたのもあります(笑)
でもイチハヤさんはそこをブチ破って、膝をつき合わせて関わってくれました。
ただ、人と向き合うことを避けてきたわたしは、そのアドバイスを素直に受け入れられるはずはなく(笑)
わたしも無駄にプライド持ってたんで、「あなたに私の何がわかるんですか!?」的な態度で反発したこともありました。
それでもイチハヤさんは徹夜でスカイプ相談になんども乗ってくれたり、こまめに気にかけてくれました。
別にわたしを救っても一銭にもならないのに。(笑)
「なんでこんなに親身に関わってくれるんだろ?なんか裏でもあるんかな…壺でも買わされるんちゃうか…」
「メリットがなければこんなに親身に相談に乗ってくれるはずがない!!」
と思ってw、あるとき正直に質問したことがありました。そしたら
「実はぼくも仕事で行き詰まってた時期があって、一人で塞ぎ込んでたときに本気で関わってくれた人がいた。その人が、損得をこえて真剣に向き合ってくれたことに本当に感動した。だからぼくも、同じように目の前の人に接したいと思った」
という回答が返ってきました。
そして
「実はあんちゃに嫌われるのを覚悟で伝えたから、すごく勇気がいった。でもそれが本当にあんちゃのためになるなら、嫌われてでも絶対に伝えないといけないことだと思った」
とも。
これを聞いた時、わたしは涙が出そうになったんですよね。
自分は今まで、なんて浅はかな人付き合いをしてきたんだろうって、痛いほど実感したからです。
人を損得で見て、メリットのある人としか関わらない。
嫌われることを恐れ、当たり障りのないことしか言わない。
距離を作り、人には一切胸の内を見せない。
そういう人間関係も気楽なのかもしれませんが、それゆえわたしは誰にも苦しみを打ち明けられず孤独を感じたことも事実でした。
だからわたしもこれからは損得をこえて人と関わりたい。
なんの躊躇もなく、困っている仲間に手を差し伸べられる人間になりたい。
イチハヤさんがそうやって向き合ってくれたように、自分もそういう生き方をしたいと心底思うようになりました。
そんな経緯があって、今年は人と本気で向き合い、仲間の実力を上げる場所を作りたいと思い、コミュニティ作りを始めたのです。
今まで本気で人と向き合ったことのない人間が、本気で関わりはじめると、それはもう問題も勃発します(笑)
(もちろん楽しいこと嬉しいこともたくさんありますよ!)
でも、そういう泥臭いコミュニケーションの積み重ねが、自分にしか語れないストーリーとなり、情報発信の価値にもなるんですよね。
わたしはそういうストーリーを語れるようになりたいし、そういう人も増やしたい。
だから、情報発信という切り口から「生き様すら本気で変える場所」を作ろうと思ったのです。
人と関わる中で、「自分一人でできることなんて、ほぼないんだな」ということを知りました。
仕事だって、価値を提供する相手がいて初めて成り立ちます。
ものを買うにも、サービスを受けるにも、それを作った人がいて、提供する人がいなければ、手元に届くことはありません。
人間一人でできることなんて、たかが知れているのです。
だから、なにかを「全部一人でやろう」と思ってること自体、傲慢だなと気づかされました。
わたしの悪い癖は、一人でなんでも抱え込んでパンクして、結果的にまわりに迷惑をかけるということでした。
まわりに申し訳ないからといって相談したり頼ることをせず、一人でやろうとした結果、逆に迷惑をかける・・・。
自分の無力さをわきまえず、いつも失敗していました。
そして今年、
「なんて自分は無力なんだ」
と絶望したところから、「人に頼る」ことの尊さを知りました。
もちろん、「誰の助けがなくても、一人でやり通してやる」という気概を持つことは大事です。
だけどそれを背負いすぎて潰れてしまうのは本末転倒で。
自分で存分にやりきって、もう限界だと思ったら、素直に潰れる前に「助けてください」と他力を借りる勇気と、それを損得抜きに受け入れられる関係性も必要なのです。
そういうあたたかさのあるコミュニケーションを築くには、人と腹割って関わることへの恐怖を乗り越えなければなりません。
そこを乗り越えたさきに、なにがあっても崩れない強い信頼関係で結ばれた関係性が生まれてくるのだと思います。
正直わたしもまだまだそこの壁は取っ払いきれていません。
人に嫌われるのはやっぱり怖いですし、傷つきたくないという気持ちもあります。
でも、そういう弱さと向き合うところにストーリーが生まれ、
同じような苦しみを持つ人にとっての希望になるかもしれないなと思うと、
この課題にも少しずつチャレンジしていけるなと思います。
弱さがあるからこそ、人に優しくなれるし
たくさんくじけて傷つくからこそ、強くなる。
闇の時期があったからこそ、光が差す方向に進むことができる。
そういうことに気づかせてくれたイチハヤさんはじめ、コミュニティメンバーやいま修行している珈琲屋の方々、読者のみなさんには本当に感謝しかありません。
自分一人だけの力だったら決してたどりつくことのできない場所までくることができました。
▼今年お世話になったコミュニティメンバーたち。(一部)みんな良い人ばっかりなんすよほんと・・・
なんか最後やたらポエミーになったけど(笑)
わたしの2019年はこんな感じでした。
来年は、「生き様すら本気で変える場所」を作るためにさらに加速して動きます(`・ω・)!!
おたのしみに!!
ということで、今年も1年本当にお世話になりました。
いつも発信を見てくれているみなさん、マジマジのマジで励みになっています。ありがとうございます。
来年もよろしくお願いしまっす!!!┗(^o^ )┓三
▼過去の大晦日振り返り記事はこちら
- 2018年:理想の生き方を実現したのに満たされなかった。悩み抜いてやっと光が見えた2018年の振り返り
- 2017年:断言しよう。2017年は「アソビくるう人生だった」と。
- 2016年:ブログのせいで人生計画が全部狂った私の2016年。←号泣しながら書いた記憶w
PS:あんちゃ的ベスト記事オブザイヤー2019
▼公開するのにかなり勇気がいりました。でも書いてよかったです。成仏しました。(笑)
>>ネットワークビジネスしんどくて辞めたけど、めっちゃ感謝してる話
▼読んでて恥ずかしくなります。でも当時は弱さと向き合うのに必死でした。