断食、知ってますか?
その名の通り「食を断つ」ことなんですけども。
最近まわりの友人がこぞって断食を始めていて、何やら「スゴイらしい」という噂を聞きつけ、健康志向が高まってきたわたしはついに断食にチャレンジする決心をしました…!
そもそも断食ってなんなのか。
読んで字のごとく、一定の期間何も食べずに過ごすこと。
もともと宗教上の行為を指すことが多かったみたいですが(イスラム教のラマダーンとかはまさに)、最近は宗教的なものではなく
- 健康促進のため
- 民間医療のひとつとして
- デトックスやダイエットのため
などいろんな目的で行われるようになったみたいです。
宗教的な断食は紀元前から行われていたという話も。これは奥が深そう…
宗教行為など精神的な理由から断食を行うことがある。宗教的な断食、精神的な理由の断食は紀元前から人間の習慣として存在する。『新約聖書』『旧約聖書』『マハーバーラタ』『ウパニシャッド』『クルアーン』でも言及されている。
参照:Wikipedia
ちなみに断食を英訳するとファスティングと呼ばれます。
「ファスティングダイエット」とかよく聞きますよね。
(厳密には断食とファスティングにも違いがあるみたいですが…ここでは省略)
断食の方法・種類
ひとえに断食といってもほんとにいろんなやり方があるのですが、一例として挙げると
- 水と塩だけの断食
- 酵素ドリンクを使った断食
- フルーツ断食…
などなど。巷に出回っている本ではもっとたくさんの種類があります。
行う日数についてもいろいろあり、わたしは今回3日間でやりましたが、ある友人は7日間断食をしていたり、マジですげぇ人は最長28日間断食したそうです。。。
極めれば、約1ヶ月食わなくても生きていけるんですね、人って……
巷の本では「朝だけ断食」「1日断食」みたいなのもあります。朝だけ断食ってもはや断食というのか?と思ったけど一旦置いておきましょう。(笑)
痩せ型のわたしが断食を決意した理由
断食はダイエットとして実践されることも多いので、もともと痩せ型のわたしがなぜやろうと思ったのか?という話ですが、わたしが今回挑戦する理由はダイエットではなく
- 過食を正す
- 胃腸を休ませてあげる
- 甘い物依存からの脱却
- あとは単純な好奇心(断食で身体がどう変わるか気になる)
です。要するに健康な心身を今のうちから作っておきたいのです。
「まだ若いから」といって不摂生しまくって、歳を重ねて病気にかかって取り返しがつかなくなったあとじゃ遅いなと思って。
とは言いつつ好きなものを食べて生きたいし、食に気をつけ過ぎるとそこに神経使って疲れちゃうので、定期的に断食を取り入れることで胃腸を休ませてリセットする期間を作りたいな、と思ったのです。
健康サプリとかいろんな健康食品が出回っているけど、それらを試す前にまず自分の生活・食習慣から見直すべきだなと思ったんですね。
断食の専門家であり私の友人でもある中村ひろきさんが印象的なことを言っていました。
最低限の物しか持たないミニマリストや、電気や水道を自給するオフグリッド生活が話題ですが、あれはまさに「引くこと」を形にしたライフスタイルでしょう。(中略)断食も、まさに「引くこと」を形にした健康法です。
参照:24年間苦しんだ鼻炎が4日で消えた。鍼灸師がゼロから教える断食の教科書
あらゆる健康食品を足していくのではなく、いまある自分の身体から不要なものを引いていく。
いろんな食べ物が溢れかえって過食になりすぎた現代こそ、あらためて「自分の体を見つめ直す機会」はとても重要だと思うのです。
まぁそれで断食やってみて特に変化がないならないで「自分には合わなかった」というのがわかるだけなので、やったことがないことはチャレンジして損はないと思いました٩( ‘ω’ )و
今回は断食の専門家とグループで実践!
で、今回ははじめての断食なので自己流でやるのは危険かつ適当にやると効果が薄れそうなので、断食専門家の中村ひろきさんにアドバイスをもらいながら実践することに!
ツイッターで「断食に挑戦するぞ~!」ってつぶやいたら、「俺もやりたい!」「わたしも!」と次々と仲間たちが集まってきたので、総勢10人でグループLINEを使いながらやることになりましたw
ここで適宜ひろきさんからアドバイスをもらいながら、各自実践していきます┗(^o^ )┓三
で、わたしも少しは断食の知識を身につけておきたいなーと思って、ひろきさんが執筆した「断食の教科書」を読み込みました。有料ですが、死ぬほど濃い情報がつまっているのと断食への意識が高まるので、これから断食やってみたいな~って人にはぜひ読んでほしい…!(ステマじゃなくてマジで)
>>24年間苦しんだ鼻炎が4日で消えた。鍼灸師がゼロから教える断食の教科書
断食のおおまかな流れ
今回は3日間で水と塩のみ断食なのであくまで一例として参考にしてもらえればと思いますが、おおまかな流れはこんな感じ。
次の記事で各期間の過ごし方や記録を載せたので、詳細はのちほど!
準備期間(断食の3~7日前)
準備期に入ると食事で摂取するものを少しずつ絞っていきます。
重度の糖質依存(こてこてのラーメン大好きだったり、スイーツ大好きな人)の人はしっかり準備しておかないと本番で死ぬほどつらいらしいですw
かくいうわたしもスイーツ大好き芸人なので、だいたい5日前くらいから
- 糖質抜き(ご飯やパン麺、スイーツNG)
- 豆類、海藻、野菜、いも類、肉魚をメインに食べる
こんな感じで準備していきます。
水と塩のみ断食本番(3日間)
ひたすら水と塩で3日間過ごします。(笑)
3日間食べずに過ごすと、「人はいかに空腹ではなく退屈さを紛らわすために食事をしているか」がひしひしと実感できます…。
詳細は次の記事で。
回復期間(断食後3~7日間)
からっぽの胃腸にいきなり食べ物を入れるとびっくりしてしまうので、徐々に食事を取り入れていきます。
最初は流動食、徐々に固形物、主食OK……みたいな感じです。
ひろきさんいわく、「回復期をおろそかにするくらいなら断食しないほうがマシなレベル」だそうなので、回復期がマジで重要だそうです…!
断食でがっつり食生活や身体の変化を感じたい人&はじめての人は準備期や回復期を長めにとっておくと安心ですね…!
断食中は慣れるまでマジで仕事とかハードな行動はできなくなるので、しっかりスケジュールを空けておくことをおすすめしますw
わたしはほぼ一切仕事しませんでした。逆に良い休息になったw
そんなわけで次のページでわたしの断食の記録と詳細を載せていきます!!続きをどうぞ!
>>次ページ:準備食メニューから3日間断食、回復食までの全記録と体験談。