壮絶な仕事人生を送る友人のアラサー男子に、これまでの仕事経験や転職談についてインタビューしてみました。
今回は飲食業での勤務体験談と、家具メーカーでの仕事についてお話ししてもらいました!
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飲食チェーンはやはりブラックだった…。
「将来自分のカフェを経営したい!」という野望があったユウタさん(仮名)。
3社目を退職し、次は飲食の知識を学ぼうと飲食業界へ。某大手居酒屋チェーンの現場社員として入社したそう。
キッチンを任されたユウタさんは、入社早々から洗礼を受ける。
ユウタ「そこにはまたもやクソ上司がいましたね。ドラクエのゴツめのモンスターみたいな風貌でした・・・」
あんちゃ「毎回上司運なさすぎっすね」
そのモンスター上司は一流の料亭からやってきた人らしく、かなり厳しく指導にあたっていたそう。
アルバイトの子にもやたらスキルを求め、疎まれていたようだ。
ユウタ「ぼく結構頑張り屋だったんで、言われたとおり頑張っちゃったんですよ。終電過ぎるのは当たり前で、大体社員はみんな店で寝てましたね。そしてそのまま昼から仕込みを始めるっていう」
あんちゃ「マジキチェ・・・」
休みは週に1日で、その休みもバイトが急遽出れなくなったら社員が出勤しなければならない。
毎日4時間睡眠は当たり前だったそうだ。
ユウタ「やばい人は休憩中に疲労と寝不足で気絶して、階段から転げ落ちたヤツもいました」
あんちゃ「((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル」
結果的にユウタさんも、その調子で2ヶ月働いてまたノイローゼ気味になってしまったらしい。
ユウタ「両手がしびれたり症状がでたので病院に行ったら、統合失調症と診断されました。このときに、”自分が最前線で飲食に携わるのは向いてないんじゃないか”と感じました。そのまま2ヶ月で退職です」
心機一転、5社目は家具メーカーへ
飲食への熱も冷め、これからの仕事を迷っている時に知人から「営業ができる人を探している知り合いの社長がいる」と話をもらい、家具メーカーへ転職することに。
ちなみにユウタさんは現在もこの会社で働いている。
ユウタ「その社長さんとはすぐ打ち解けて、営業として入社させてもらいました」
あんちゃ「やっと落ち着いた会社に入りましたね」
ユウタ「いや、最初は社長の印象良かったんだけど、途中で”あ、社長は酒と女と金のことしか考えてない”ってことに気付きました。どうやら社長はバブルの生き残りだったみたいです」
あんちゃ「ユウタさんスベらないなーwww」
しかしそう言いながらも今は4年目に突入し、今までの会社で最長期間になるようだ。
ユウタ「こんだけ転職して気づいたのは、どの会社に行ってもクソな人はいるし優秀な人もいる。どの会社にいても自分の軸がブレないようにいることが大事です。軸がブレるといろんな人に振り回されますからね。」
あんちゃ「間違いないっすね」
ユウタ「あ、でも度を超えたブラック企業はさっさと辞めることをオススメします」
転職経験から得たもの
ユウタさんに転職を繰り返して気づいたことを聞かせてもらった。
- いろんな業界で働くといろんな角度から世界が見える。良いところも汚いところも含めて様々な価値観を知ることができた。
- 楽しいか退屈かは会社や仕事で決まるわけではない。自分の心が決めることだ。
- 会社や先輩を頼りに動いていると自分が何をしたいのかブレてしまい、中途半端なことしかできなくなる。「自分はどうしたいか」を常に考えるべき。
これから転職する人へひとこと
あんちゃ「じゃあ最後に、今会社をやめたいと思っている人・転職したいと思っている人に一言お願いします」
ユウタ「思い切ってやめちゃえば、後からいろいろ意味付けはできます。”やめる”という選択を正解にするのは、その後の自分の行動次第ですよね。やめた時点で正解不正解はないんです」
あんちゃ「良いこと言うな~」
ユウタ「自分の未来は自分でどうにかするしかないっすね。会社に頼ってられません」
転職するなら少しずつ動き出そう
わたしも新卒入社から2年で退職した身なので、いろいろ迷いながら転職サイトに登録して説明会とか行くこともありました。
結果的にいまはフリーで働いてますが、今後のやりたいことが不透明な人・今の会社でずっと働かないだろうなぁって人は会社に行きながらも少しずつ情報収集したほうがいいです。
新卒3年目未満だったら「第二新卒ナビ 」がおすすめです。(わたしも登録してました)
行きたい業界とかやりたいことがまだ漠然としてたら、大手の「マイナビエージェント 」とかがいいですね。
▼おすすめの転職サイトについては以下にまとめてます。
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